ブーンミコ酢 ブーン系過去作まとめ

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厨二病のようです

1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 21:35:39.69 ID:76R5A+Rb0
深夜、夜の帳が完全に下り、多くの人間が眠りにつく時間帯。
だと言うのに部屋内の電灯はつけられておらず、ただただ淡く光る箱に向かって座る一つの人影があった。
すぐ近く設置された街灯から入ってくる光のおかげで真っ暗、と形容するには明るすぎる空間。

お菓子のゴミ、空き缶、丸められたティッシュ。
踏み場がほとんど無い床。 銃や刀を持ったかわいい女の子が表紙を飾る本が積まれている勉強机。
人影はパソコンの画面右下に視線を向けて、よし、と立ち上がった。

('A`)「そろそろ、行くか」

伸びた前髪に両目は覆われており、面倒くさそうに少年は髪の毛を払う。
床とは対照的に、丁寧にハンガーに掛けられている黒コートに袖を通して、大きく伸びをした。

そして、部屋のドアを開けようとし、慌てて身を翻す。

('A`)「忘れるところだったぜ、自分の身は自分で護らなきゃなw」

勉強机の引き出しに入れていた、銀色に煌めく刃と黒光りする銃を内ポケットに入れて、部屋を出た。

3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 21:42:36.45 ID:76R5A+Rb0
('A`)「それじゃあ、行ってくる」

川 ゚ -゚)「なんだ、またコンビニか? わざわざ深夜に行かなくても良いだろうに」

('A`)「うっせえな。 この夏の夜の澄んだ空気が好きなんだよ」

川 ゚ -゚)「いつも言うが、そんな黒いコート着て暑くないのか?」

('A`)「俺の勝手だろ。 姉ちゃんには何の迷惑もかけてない」

川 ゚ -゚)「まぁそうだがな」

('A`)「じゃあ、行ってくるから」

川 ゚ -゚)「ああ、気をつけてな」

川 ゚ -゚)「――! 待て!」

(;'A`)「な、何だよ?」

川 ゚ -゚)「母さんはもう寝ているから、ドアはゆっくりしめろよ」

('A`)「わかったよ」

キィー。
ガチャン。


5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 21:47:52.30 ID:76R5A+Rb0

川 ゚ -゚)「……」

川 ゚ -゚)「……………………っふ」

川 ゚ ー゚)「ふふ……ふはははは……」

川 ゚ -゚)「……っく、いかんいかん。 抑えろ、抑えるんだ素直クール」

川 ゚ -゚)「お楽しみはこれからだ……さて、と」

ピッピッ、プルルルルルル

川 ゚ -゚)「あ、もしもしー、弟がいつものようにコンビニへ出かけた」

川 ゚ -゚)「うん、うん、大丈夫だ。 そっちの準備は? わかったすぐ行く」

川 ゚ -゚)「さて、と」

川 ゚ -゚)「ドクオ、待っていろよ……今夜は寝させないからな……!」

6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 21:54:41.50 ID:76R5A+Rb0
~回想~

川 ゚ -゚)「ドクオー、暇だー」

('A`)「俺はいま忙しい」

川 ゚ -゚)「相手してくれよー」

('A`)「大体、勝手に人の部屋に入ってくんなよ」

川 ゚ -゚)「暇なんだ、相手してくれー」

('A`)「俺が今何してるか、見て分からない?」

川 ゚ -゚)「……椅子に腰掛けて、足を組んで、本を読んでいる」

('A`)「よろしい、正解だ。 つまり、わかるよな、姉ちゃん?」

('A`)「俺は今文学に勤しんでいるんだ、放っておいてくれ」

川 ゚ -゚)「じゃあ私も本を読もうかな」

('A`)「自分の部屋で読めよ」

川 ゚ -゚)「じゃあコレとコレ持っていくぞー?」

7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 21:57:14.96 ID:76R5A+Rb0
('A`)「どれ?」

川 ゚ -゚)「この刀を構えている女の子が表紙の奴だ」

('A`)「いや、それは今読んでる本の続きだから駄目だ。 となりのやつなら――そう、それ」

('A`)「それならいいよ」

川 ゚ -゚)「ふーん……わかった」


川 ゚ -゚)「なんだこの本は」

川 ゚ -゚)「読み終わるのに一時間を要しない……だと……」

川 ゚ -゚)「改行は多い、台詞が多い、挿絵が無駄に多い」

川 ゚ -゚)「内容が浅い、女ばっか、とりあえず戦う」

川 ゚ -゚)「なんなんだコレは」

10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:03:19.21 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「ドクオー」

('A`)「何? 急に入って来んなよ」

川 ゚ -゚)(げ、ドクオの奴まださっきと同じ本読んでる)

川 ゚ -゚)「本読み終わったんだけど、コレここに置いとくぞ?」

('A`)「うん。 置いといて」

川 ゚ -゚)「よっと、じゃあな」

('A`)「ちょっと待て」

川 ゚ -゚)「ん?」

('A`)「どうだった?」

川 ゚ -゚)「いや、何が?」

('A`)「本の感想だよ」

11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:07:28.79 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「本?」

('A`)「さっき持っていって、いま持ってきた本だよ」

川 ゚ -゚)「あぁ、女の子がたくさん出てきたな」

('A`)「誰が一番可愛かった?

川;゚ -゚)「いや特に……」

('A`)「わかってないなクー姉さんは!! キャラの魅力が大事なんだよこの本は!!」

('A`)「もちろんキャラだけじゃあない、ストーリーも超熱いんだ!!」

川;゚ -゚)「は、はぁ……」

('A`)「え? 何? その表情もしかして……」

('A`)「女の子が出てきて主人公とイチャイチャしてとりあえず戦って主人公が勝ってはいおしまい! とでも思ってた?」

('A`)「わかってないな! この本の良さを何もわかってない!」

川;゚ -゚)「わかった、わかったから、熱くなるな、な?」

('A`)「今一番売れているラノベだし秋にはアニメが始まるし起用される声優もみんな大物ばかりだ」

川;゚ -゚)「じゃあ、私はこれで」

マテヨ! コノホンノミリョクハマダアルンダー!  ===川;゚ -゚)

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:13:16.62 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「と、いうことがあってだな」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

川 ゚ -゚)「なんだ聞いてなかったのか? ちゃんと聞いてろよ」

ξ゚⊿゚)ξ「いやいや、聞いてたんだけど」

川 ゚ -゚)「じゃあ聞き返すな巻き髪。 抉るぞ」

ξ゚⊿゚)ξ「私が言いたいのは、なんでそれを午前三時の今に電話をしてきたの?」

川 ゚ -゚)「……早起きは大事だろう?」

ξ#゚⊿゚)ξ「限度があるでしょ! 限度が!」

川 ゚ -゚)「まぁそうすぐ怒るな。 小皺が増えるぞ」

ξ゚⊿゚)ξ「ふぅ、まぁ良いわ。 で、何の用事?」

川 ゚ -゚)(これぐらいの弄りならスルー……と)

川 ゚ -゚)「大した事じゃないんだ、君に話すほどの事でも無かった」

ξ゚⊿゚)ξ「何言ってるのアンタ。 さっさと話しなさいよ」

13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:17:21.50 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「いや良いよ」

ξ#゚⊿゚)ξ「わざわざ私をこんな時間に起こしたんだから話なさいよ!!」

川 ゚ -゚)「うるさい、電話で大声を出すな。 今何時だと思ってるんだ」

ξ#゚⊿゚)ξ「い、い、か、ら! さっさと話なさい」

川 ゚ -゚)「えー? そんなに聞きたいですかぁ~?」

川 ゚ -゚)「どぉしてもぉっていうならぁ~話さないこともないですよぅ~?」

ξ#゚⊿゚)ξ「……お願いします、教えてくださいクー様」

川 ゚ -゚)「よろしい」

ξ#゚⊿゚)ξ(憎しみで人が殺せたら……)

川 ゚ -゚)「ラノベって何だ?」

ξ゚⊿゚)ξ「ラノベ? ライトノベルの事かしら?」

川 ゚ -゚)「いやよくわからんが、表紙にかわいい女の子の絵が書いてある本だ」

15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:22:49.16 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「内容が薄っぺらくて、挿絵や台詞が多い」

ξ゚⊿゚)ξ「ライトノベルね、クーが読むような本じゃないけど……どうして?」

川 ゚ -゚)「弟が大絶賛してるんだ。 昨日もたくさん勧められて困ったよ」

ξ゚⊿゚)ξ「で?」

川 ゚ -゚)「え?」

ξ゚⊿゚)ξ「まさかそれだけのために電話を?」

川 ゚ -゚)「……そんな事無いよ?」

ξ#゚⊿゚)ξ「明らかにそうでしょうが……切るわよ?」

川 ゚ -゚)「きゃー薄情ねぇ」

ξ#゚⊿゚)ξ「うっさいフリーター。 ニート予備軍」

川 ゚ -゚)「……あ、最後に質問良いか?」

ξ゚⊿゚)ξ「何よ?」

川 ゚ -゚)「何食べたらそんなに貧ny「ブツッ」

ツーツーツー

17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:29:10.85 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「と、いうわけだ」

从;゚∀从「ちょ、ちょっと待てよ」

川 ゚ -゚)「何だ?」

从;゚∀从「え? それだけのためにわざわざ俺の勤めてる会社に電話かけたの?」

川 ゚ -゚)「そうだが? 何か?」

从;゚∀从「いや迷惑だろ! 上司から『高岡君に電話だよ、至急の用事らしい』って言われて驚いたわ!」

川 ゚ -゚)「まぁまぁ、聞いてくれ」

从 ゚∀从「断る」

川 ゚ -゚)「……何故だ?」

从 ゚∀从「てめーの考える事はロクなことがない」

19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:40:47.14 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「えー?」

从;゚∀从「何その存じませんけど、みたいな発言」

从 ゚∀从「俺とかツンとかロクな目にあってないからね?」

川 ゚ -゚)「酔った勢いでの罰ゲームでベンツのマークをむしり取って
     代わりに ガチャポンで出てきた何だか解らない小型フィギュアを
     瞬間接着剤で引っ付けていたらヤクザ風の怖いオジサンが走ってきたので全速力で逃げた」

从;゚∀从「それだよ!! まさにそれだ!!」

川 ゚ -゚)「はっはっは、懐かしいなぁ」

从;゚∀从「あの時のクーの酔い半端じゃなかったからね!?」

从;゚∀从「急に両手広げて『シェー』とか言ってオジサンに飛び掛ろうとするの抑えるの大変だったんだぞ!?」

川 ゚ -゚)「まぁそんな事はどうでも良いんだ、いいか? 聞け」

从;゚∀从「ぐっ……まぁ良い、話せよ」

川 ゚ -゚)「どうしても聞きたいか?」

ブツッ ツーツーツー

20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:47:33.68 ID:76R5A+Rb0
プルルルルルル プルルルルル

川 ゚ -゚)「はいもしもし?」

从;゚∀从「何で切ったの今、ねぇなんで電話切ったの?」

川 ゚ -゚)「そんなに私の話が聞きたいのか? 仕方ないなぁ……」

从 ゚∀从(コイツにピンポイントで隕石落ちないかな……)

川 ゚ -゚)「ライトノベルって知ってるか?」

从 ゚∀从「あー、名前と主な内容ぐらいは知ってるぞ」

川 ゚ -゚)「なら話は早いな」

川 ゚ -゚)「いいか、私の弟がライトノベルを所持している。 それもなかなかの数を、だ」

川 ゚ -゚)「『読書とは最も身近な旅行の手段である』と言う言葉を聞いたことがあるだろう?」

从 ゚∀从(ここで無いって言ったら弄られるから止めておこう……)

川 ゚ -゚)「そこで私は思ったわけだよ」

川 ゚ -゚)「ドクオはかわいい女の子が刀や銃を持ち、魔方陣を敷いて魔法をぶっ放すような、そんな世界に憧れているんだ」

从 ゚∀从「弟さんいくつだっけ?」

22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 22:51:14.62 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「中学二年生だ」

从 ゚∀从「うちと同じか。 ならそうかもしれんな」

川 ゚ -゚)「ここからが本題だ――」






从 ゚∀从「なるほど、面白そうだ」

川 ゚ -゚)「だろう?」

从 ゚∀从「けどな、」

川 ゚ -゚)「ん?」

从 ゚∀从「仕事中にかけてくるのは止めてくれ、ニートのお前とは違うんだ」

川 ゚ -゚)「死ね!!」

ブツッ ツーツーツー

~回想ここまで~

24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:05:49.38 ID:76R5A+Rb0
川 ゚ -゚)「さーてと、準備準備」

川 ゚ -゚)「あいつは気付かれてないと思ってるかもしれないが、」

川 ゚ -゚)「毎晩果物ナイフとエアガンを持ってコンビニまで行ってるのお姉ちゃんは知ってるんだぞー」

川 ゚ -゚)「そしてそれらをコートの内ポケットに入れてるのも知ってるぞー」

川 ゚ -゚)「お、これからスクーターの鍵、あとはヘルメットと……」



25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:09:19.95 ID:76R5A+Rb0
('A`)「ふ、少し暑いな」

('A`)(今夜は満月か……月が綺麗だな)

('A`)「さっき買ったお菓子でも食べるかね……」

ガサガサ

('A`)「黒い稲妻……悪くない名前だ。 何より美味しいしな」

キッイイイン ガキッ! キャイイイン

(;'A`)「――ッ!」

(;'A`)(深夜、人気のない川沿い……さっきの金属音はどこから?)

キィン! クソッ! テッタイダッ!

(;'A`)(近付いてくる……)

(;'A`)(内ポケットのナイフを抜くか? いや、銃で行くべきか?)

(;'A`)(来たっ!!)

从;゚∀从「畜生ッ! 覚えてろよ!!」

27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:16:17.69 ID:76R5A+Rb0
ダダダダダダダッ

(;'A`)(こいつッ……俺の方を見ていない……)

(;'A`)(手に持ったビニール袋を投げつければ――? いや、一般人だったらどうする?

从 ゚∀从「あ? なんだ手前。 誰だ?」

(;'A`)(しまった……)

从 ゚∀从「質問に答えろ。 俺はあまり気が長くない」

(;'A`)「素直、すなお……ドクオだ」

从 ゚∀从「そうか、なら俺の刀の錆となってもらうが……」

(;'A`)「あ、う……」

从 ゚∀从「拒否権はハナっから存在しねぇ!! 逝け!!」

(;'A`)「くっ――」

ビィィィィィィン

从 ゚∀从「む?」

28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:19:36.13 ID:76R5A+Rb0
(;'A`)(日本刀を振り上げて、そのまま動きが止まった! 今だ!!)

('A`)「逃げ――」

ガッシャアアアアン!! ウオオオオオ!?
ビィィィィィィィィン

(;'A`)(足が、竦んで……)

从;゚∀从「チッ!! 『奴等』の新手か!?」

从 ゚∀从「『VIP』の奴等をこれ以上相手にするのはキツイな……」

从 ゚∀从「おい!! スナオドクオ!!」

(;'A`)「ッ」

从 ゚∀从「次にあった時、命は無いと思え、良いな?」

ダダダダダダダダダッ

(;'A`)(……)

ビィィィィィィィィン

29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:23:02.60 ID:76R5A+Rb0
('A`)「スクーター……の音、だよな」

ビィィィィィィィィィィン

('A`)「あ、通りすぎてった」

キキッ クルッ

('A`)「ん?」

ビィィィィィィィィィン

('A`)「ん? なんでUターンしたんだ……?」

('A`)(しかし……)

('A`)(夏の深夜、人気のない道、日本刀を持った人物、言動)

(*'A`)「フヒヒ……」




31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:25:38.13 ID:76R5A+Rb0
川;゚ -゚)「ったー、マジビックリした」

从;゚∀从「あのガッシャアアアアン!! って何の音だよ!」

川;゚ -゚)「いや威嚇しようと思って近くの看板を思いっきり蹴ったんだよ」

从 ゚∀从「あんまり騒いだら通報されんぞ」

川 ゚ -゚)「気をつけるよ、それよりお疲れ」

从 ゚∀从「あぁいいさ、楽しいしな」

川 ゚ -゚)「明日は戦闘シーンもいれるからな。 よろしく頼むぞ」

从 ゚∀从「戦闘……って、相手は!?」

川 ゚ -゚)「私がやる。 マスクをするから大丈夫だ」

从;゚∀从「お、う。 わかった、場所は?」

川 ゚ -゚)「あぁ、ここの川でやるぞ」

从;゚∀从「川ァ!? いくら夏だからって言ってもこの汚いドブみたいな川で泳ぐ気はねぇぞ!?」

川 ゚ -゚)「大丈夫だ、舞台はまかせろ」

32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:32:58.82 ID:76R5A+Rb0




('A`)「ただいまー……っと」

川 ゚ -゚)「お帰り、遅かったな」

('A`)「別に、いつも通りだよ」

川 ゚ -゚)「じゃあ私は寝るからな、あまり騒ぐなよ」

('A`)「へいへい」

ガチャ バタン

('A`)「……」

(*'A`)「…………」

(*'A`)(おいおいマジかよ!! とうとう来た!? うおおおおおおおお!!)

(*'A`)(いやいや待て待て、これまで何度もシミュレーションしてきただろう、落ち着け、落ち着くんだ)

(*'A`)(ぬはわあああああん!! ツンツンデレデレなかわいい女の子とツーマンセルで行動したりするんですかぁ!?)

(*'A`)(もうだめだやられる――って瞬間に俺の秘められた能力が覚醒してーっはああああああん!!)

33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:37:41.79 ID:76R5A+Rb0
(*'A`)(いかん、精神を鎮めるんだ。 落ち着け)

(*'A`)(今日はもう遅い。 寝よう)

(*'A`)(ベッドに向かってダーイブ!)

ガンッ ボフッ



( A )「っつあ……!!」

( A )(痛ってえ。 マジ痛い)

( A )(鉄の部分鼻に打った。 超痛い)

( A )(鼻血は出ないけれど、鈍痛がずっと残ってるこの感覚)

('A`)(布団被って、目を瞑るけど、今夜はきっと寝れないな)

35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:42:21.05 ID:76R5A+Rb0
~翌日~

('A`)「いってきまーす」

川 ゚ -゚)「いってらっしゃい」

('A`)(鼻マジいてぇ、気付いたら寝てたけど)

川 ゚ -゚)(あの後に寝るとかドクオすげぇな、もっと興奮してると思ってたんだが……)

川 ゚ -゚)「まぁいいや、あの分だと今夜も出かけるだろう。 私も準備しておくか」



( ´ー`)「ねえちゃん、何しとるんだね」

川;゚ -゚)「うるさいジジイ、この川にまだ魚がいるとでも思ってんのか? 諦めろよ」

( ´ー`)「ずいぶん重たそうじゃが、手伝おうか?」

川;゚ -゚)「くっ、すまない。 反対側を頼む」

( ´ー`)「ほいほい。 しかしこんな事してどうするんじゃ?」

川;゚ -゚)「貴様が知る必要はない……」

37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:47:07.35 ID:76R5A+Rb0
~深夜~

川 ゚ -゚)「またコンビニか?」

('A`)「うるさいな。 別にいいだろ」

川 ゚ -゚)「まぁ構わんがな。 あまり遅くなるなよ」

('A`)「へいへい」

川 ゚ -゚)(『ライトノベル的展開inドクオ~目の前で急に戦闘が繰り広げられ、
      もしかしたらこれから悪の組織との戦いに巻き込まれるんですか!?~』作戦は上手いこといっているようだ)

ピッピッ プルルルルル

川 ゚ -゚)「ハインか? 今ドクオが出たぞ」

川 ゚ -゚)「わかった、すぐ行く」

川 ゚ -゚)「さーてスクーターの鍵は……と」

38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:55:10.04 ID:76R5A+Rb0
('A`)(さて、今夜も出るのか?)

('A`)(今夜の俺はナイフを抜く、そして銃も構える)

('A`)(何もしないで殺されるなんてまっぴらゴメンだ)

ガッキィィィィン!! キンッ カキンッ

( ▼w▼)「っしゃおらああああああ!!」

从#゚∀从「ぐううううううううりゃああああああ!!」

(;'A`)(――居たッ。 昨日の奴だ……ん?)

(;'A`)(宙に浮いている……だと!?)

从 ;゚∀从「おいクー、これ怖いぞ」

(;▼w▼)「言うな、私はさらにマスクも被ってるんだ」

从 ;゚∀从「大体これどうなってんだよ」

(;▼w▼)「この川の幅は大体十メートルだ。 それに橋を架けただけだ」

从 ;゚∀从「橋ってお前コレあれだろ!? 黒く塗っただけの木だろ!?」

39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/22(日) 23:59:56.03 ID:76R5A+Rb0
从 ;゚∀从「幅もかなり狭いし! 怖いんだけど!!」

(;▼w▼)「お、ドクオが見てる。 これ持って少しはなれて水に投げ込め!」

从;゚∀从「お、おう。 うおっ! なんだこれ!」

(;▼w▼)「早く!! なんか掛け声つけてなげこめよ!」

从;゚∀从「くっ、くらえ!! 『ウォータースプラッシュ!!』」

ドバッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!

从 ゚∀从

( ▼w▼)

(;'A`)

从 ゚∀从「え?」

( ▼w▼)

(;'A`)

40 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:05:37.29 ID:XMMZe27U0
从 ゚∀从「なにこれ」

( ▼w▼)「ふははははは!! それが貴様の技か!? その程度なら何の脅威でも無いわ!!」

从 ゚∀从「いやいやいやいや、もう良いって」

( ▼w▼)「喰らえ!!」

从 ゚∀从「え、ライターとか取り出して何してんだよ、もういいって」

( ▼w▼)「『ファイアーボール!!』」

从;゚∀从「ちょま、ちょま、洒落になんねーって!!」

( ▼w▼)「喰らえい!!」

从;゚∀从「何その真紅に燃える球!! 怖いんだけど!! 投げんな投げんな!!」

( ▼w▼)「死ぬがいい!!」

从;゚∀从「うおお!! やめろ!!」

(;▼w▼)「ちょ、おま、刀で跳ね返すな! マスクが燃える!!」

从从▼w▼)「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:09:18.40 ID:XMMZe27U0
从;゚∀从「うおっ……」

从从▼w▼)「いや引いてる場合じゃないから!! ヤバイから!! マスク燃えてるから!!」

从;゚∀从「どうすりゃいいんだよ!!」

从从▼w▼)「とりあえず煙玉だ!!」

ウーウーウー ピーポーピーポー

从;゚∀从「おい! 警察とかきたぞ!!」

从从▼w▼)「ちょま、熱い!! 熱い!!」

シュー
モワァァァァァァァァァァン

川;゚ -゚)「あっつ! 死ぬかと思ったわ!」

从;゚∀从「いいから逃げるぞ!!」

川;゚ -゚)「煙が少ない!! 荒巻のジジイの駄菓子屋で売ってるスモークボール煙すくねぇ!!」

从;゚∀从「30円なんだから文句言うな!! なんでもっと買わなかったんだよ!!」

42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:13:10.22 ID:XMMZe27U0
川;゚ -゚)「明日の登場シーンに使いたいんだよ!!」

从;゚∀从「まだやる気かよお前! 根性あるな!」

川;゚ -゚)「こっちだ! 走れ!! スクーターがある!!」

ビィィィィィィン


(;'A`)「やっべ、俺も逃げよう」


从;゚∀从「なぁクー」

川;゚ -゚)「何だ?」

从;゚∀从「さっき渡してきたやつ何だ?」

川 ゚ -゚)「アレか? ナトリウムの塊だ」

从;゚∀从「お前そんな物どこで入手してきてるんだよ!!」

川 ゚ -゚)「まぁこう、ちょちょいとな」

45 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:20:45.40 ID:XMMZe27U0
从;゚∀从「じゃああの『ファイアーボール』は?」

川 ゚ -゚)「あれはリチウムをテニスボールにだな……」

从;゚∀从「手、大丈夫なのか?」

川 ゚ -゚)「何重にも軍手をしてある。 問題ない」

川 ゚ -゚)「で、明日の事なんだが」

从 ゚∀从「え、まだやんの!?」

川 ゚ -゚)「明日でラストになるかなぁ。 弟の反応が思っているより薄い」

从 ゚∀从「本当暇だよなクーも。 職探せよ」

川 ゚ -゚)「振り落としてやろうか」



(;'A`)「ただいまー……」

川 ゚ -゚)「おお、無事に帰ってきたか。 サイレンの音が聞こえたから心配したんだぞ」

46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:25:47.61 ID:XMMZe27U0
(;'A`)「お、おう。 大丈夫だよ」

川 ゚ -゚)(む、歯切れが悪いな。 動揺しているのか? そりゃあ当然か)

川 ゚ -゚)「まぁ早く寝ろ」

(;'A`)「そうするよ」

(;'A`)(なんで姉ちゃん頬に黒い筋があるんだろう……)

(;'A`)(炭みたいだしなぁ……)

ガチャ バタン

('A`)(しかし……)

(*'A`)(とうとう本格的になってきたんじゃね?)

(*'A`)(次回辺り俺が戦闘に巻き込まれてもおかしくないぞコレ)

(*'A`)(wktkがとまらん。 これは今日間違いなく寝れないな)

48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:28:45.21 ID:XMMZe27U0
~翌朝~

('A`)「いってきまーす」

('A`)「姉ちゃんはなんか今日はまだ寝てるらしいし、さっさと行ってしまおう」

('A`)(ポケットにナイフを忍ばせて出歩いてるなんてバレたら何言われるかわかんないしな)




川 ゚ -゚)「いかん、派手に登場するネタが無い」

川 ゚ -゚)「――! ありがちだがやはりアレでいくか」

川 ゚ -゚)「スーパー行って来よう」





50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:32:56.88 ID:XMMZe27U0
~深夜~

('A`)「じゃあまた、コンビニ行って来るから」

川 ゚ -゚)「あぁ、気をつけてな」

('A`)「今夜はちょっと遅くなるかもしれない」

('A`)(とうとう『奴等』と接触するんだ……!)

川 ゚ -゚)「早く帰って来いよ」

川 ゚ -゚)(ふふふ、まかせろドクオ。 この私がとっておきの展開を見せてやる)

ガチャ バタン

ピッピッ 

川 ゚ -゚)「ハインか? うん、頼んだ件は? おっけー私も出る」

川 ゚ -゚)「今夜で、決着をつけようじゃあないか、ドクオ」

54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:42:22.14 ID:XMMZe27U0
('A`)(いつもの通りなら、このあたりか)

バーン バンバンバン!
パリンパリン!! ガッシャアアアアン!!

('A`)(公園か!?)

( ▼w▼)「何処へ行く、少年よ」

(;'A`)(いつの間に背後を――)

(;'A`)「誰だ?」

(;'A`)(ナイフと銃をいつでも出せる様に身構えておかないと……)

( ▼w▼)「ふふふ、反撃しようとしているな? ナイフか銃か、迷っているなぁ」

(;'A`)(こいつ――)

( ▼w▼)「何者だ、かい? 無駄だよ。 君と私には圧倒的な力の差がある」

( ▼w▼)(ナトリウムの塊を手に取り、背面投げで川に向かって、二つ同時に投げる!)

ドーン! ドォォォン!
バッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!

(;'A`)(なんて『魔力』だ……『陣』も『詠唱』も無しでこの威力……)

55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:44:33.75 ID:XMMZe27U0
( ▼w▼)(リンを染みこませた淡青色の球と! リチウムの真紅の球!)

( ▼w▼)「喰らえ!!」

(;'A`)「あ、う、おお」

(;'A`)(火の玉が迫ってくるのに、とてもスローに見えるのに、体が竦んで、動かない)

(;'A`)(これが『実戦』か……俺は、ここで死ぬのか!?)

( A )(ちく――しょう……)






58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:51:09.09 ID:XMMZe27U0
( A )(あれ? 諦めて目を閉じたのに、痛みが襲ってこない?)
  _
( ゚∀゚)「大丈夫か? 少年」

(;'A`)「あ――?」

( ▼w▼)「ふん、そんな槍如きで何ができる? 死ぬが良い!!」
  _
( ゚∀゚)「させるか!!」

( ▼w▼)(あ、はじめまして)
  _
( ゚∀゚)(はじめまして、ジョルジュです。 ハインの紹介できました)

( ▼w▼)(あぁ、大体のことはわかってますね?)
  _
( ゚∀゚)(ええ。 もっと砕けた口調でいいですよ。 俺もそうしますし)

( ▼w▼)(了解。 ハインはいつ来るんだ?)
  _
( ゚∀゚)(騒ぎを起こした後、そこの茂みに隠れてる)

( ▼w▼)「喰らえ!!」

( ▼w▼)(まぁ、ただの荒巻のジジイが経営している駄菓子屋に30円で販売されているスモークボールなんだけど)
 _
(;゚∀゚)「目くらましか!? 小癪な!!」

60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 00:55:33.95 ID:XMMZe27U0
( ▼w▼)(いいですか? そこの弟連れて逃げてくださいよ?)
  _
( ゚∀゚)(把握)

( ▼w▼)「死ね!! 『エクスプロージョン!!』」

( ▼w▼)(ペットボトルにドライアイスを入れただけなんだけどね)

コン コロコロ

 _
(;゚∀゚)「逃げるぞ! 少年!!」

( A )「いえ――」
  _
(;゚∀゚)「ほら、早く!!」

('A`)「やってやりますよ、護ってばかりでいられません!」

('A`)(右手にナイフ、左手に銃。 異端と言われたがギコさんに認めさせた!!)
 _
(;゚∀゚)「くっ、どうなってもしらねーぞ!!」

(;▼w▼)(え、ちょ、なにしてんの。 早く逃げろよ!!)

62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:00:31.33 ID:XMMZe27U0
バァァァァァン!!

( ▼w▼)(炸裂したペットボトル。 逃げなかった弟。 やっちまった……)

( ▼w▼)(やっちまったぜ……実の弟を……)

( ▼w▼)(あ、煙が晴れてきた)

从;゚∀从「逃げろ!! 逃げろ! クー!!」

( ▼w▼)(ハインだ、そうか私がこんな事考えなかったら良かったんだな)

( ▼w▼)(迷惑かけたな、すまなかった)

(;▼w▼)「ぐっ――!?」

( A )「――非殺傷弾だが、痛みはかなりのはずだ」

从;゚∀从「おい! やめろ!!」

( A )「あぁ、お前か。 俺を殺すんだってな」

(゚A゚)「やってみろよ!!」

66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:14:59.30 ID:XMMZe27U0
ハインの眼前へと振るわれるナイフ。
夜の帳が下りた空間、月明かりを反射させて軌跡を描く。

从;゚∀从「――どうなってんだ!!」

反応なんて出来ていなかった。
ハインは本能で危険を察知して身を反らし、遠心力を利用して手に持った模造刀を振るう。

(゚A゚)「当たるかっ!」

一歩、軽やかな足取りでバックステップの動作をとったドクオ。
振りぬかれた直後、ハインには隙が生じる。 その瞬間を狙ってドクオは引き金を引いた。

从;゚∀从「――ッ、」

体に走る激痛。
弾かれたような衝撃が全身に伝わって、ハインは意識を失った。

(;▼w▼)(どういう事だ……?)
 _
(;゚∀゚)「ハイン!!」

倒れこんだハインを見てジョルジュが手に持った模造の槍をドクオへと向ける。
彼にそういった経験など無かったが、槍の基本的な扱いならゲーム等で知っていた。
真っ直ぐに、最短距離を突く。

ただそれが、彼に通用するはずが無かったのだ。

(゚A゚)「『沈めッ』」

70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:24:26.39 ID:XMMZe27U0
言葉と共に射出された弾丸。
着弾したジョルジュの体から五体の力が抜けて行き、地面へと突っ伏した。
そして彼は、姉の方へと視線を向ける。

(;▼w▼)(ころ、ころ、殺される……)

(゚A゚)「最後はアンタ一人だな。 ふざけたマスクしやがって」

(;▼w▼)「うわ、うわああああああ!!」

傍観することしか出来なかった身体に命令を送り、逃走を図った。
ドクオに向けられた背中は彼にとっては絶好の的であり、駆け出した姉へと銃口を向けた。

(゚A゚)「『砕けろ』」

魔力によって射出される弾丸に彼の言霊が籠もり、鈍く黒光りする銃は発光する。
淡く、蒼く、周囲を照らすほどに光を持った銃の引き金を彼は三度引いた。

音速に近い速度で、いや魔力によってそれ以上の速度を持った弾丸が放たれる。
着弾した部位を『砕け』との意志を秘められた魔弾が、姉の背中を追いかけた。

(;▼w▼)「ひいいいいいいっ!!」

自身との距離を刹那のうちにゼロにする魔弾を見て、彼女は意識を手放した。

73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:29:49.64 ID:XMMZe27U0
(,,゚Д゚)「そこまでだ、ドクオ」

(゚A゚)「ギコさん、ですか」

(,,゚Д゚)「目を抑えろ。 怖い」

('A`)「……」

(,,゚Д゚)「何故、一般人に危害を加えた?」

(,,゚Д゚)「俺達『VIP』が相手にするのは『夜勤』だけだと教えてきただろう?」

('A`)「そこに女が、過去に『VIP』と言っていました」

(,,゚Д゚)「ハッ、妄言も大概にしろ。 まぁいい、処分を決めるのは俺じゃない」

(,,゚Д゚)「ただ、お前をスカウトして四日目にこんな事が起きるとは思わなかったがな」

(,,゚Д゚)「『力』を引き出したのは失敗だったか? 持て余すか? なぁ、素直ドクオよ」

('A`)「……ちがう、ちがうよ。 ギコさん」

(,,゚Д゚)「文句があるなら、来いよ。 捻り潰してやる」

(゚A゚)(――ッ!)

74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:35:08.39 ID:XMMZe27U0

(*゚ー゚)「はーい、そこまでー」

(,,゚Д゚)「しぃ、か。 今まで何処に隠れてやがった」

(*゚ー゚)「それは禁則事項でーす。 『浸透化』の能力の醍醐味だからねー」

(゚A゚)「……」

(*゚ー゚)「とりあえず、今日の所はこれでおしまい」

(,,゚Д゚)「おい、処分はどうするんだ?」

(*゚ー゚)「ウチには『千里眼』がいるでしょー」

(,,゚Д゚)「たかが新人の事で動かす奴じゃないだろう」

(*゚ー゚)「仕方ないでしょ。 こうでもしないと彼が可哀想よ。 ね?」

('A`)「……」

(*゚ー゚)「はい、解散かいさーん」

('A`)(手を叩くと、二人とも消えた……いや、『浸透化』なのかな)

76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:41:08.80 ID:XMMZe27U0
('A`)(まぁどうせ、俺には関係の無いことだ)

('A`)(しばらくはまたいつも通りの日常だ)

('A`)(非日常に憧れてはいたが、あまり良いもんじゃあ無いな)


('A`)「とりあえず、帰るか」


ガチャ バタン

('A`)「ただいま」

('A`)(珍しいな、姉ちゃんがいない)

('A`)「寝てんのかね、放っておこう。 そして俺も寝よう」

バサッ

('A`)「はぁ、思い描いていた『理想』と身に起きた『現実』が違いすぎる」

('A`)「『理想』通りに生きたいなぁ――」



77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:44:45.68 ID:XMMZe27U0
「で、何で君たちは路上で寝ていたんだね? 川の水もどういうことだ?」

川 ゚ -゚)「だから、弟が急に発砲して――」

从 ゚∀从「……」
  _
( ゚∀゚)「そうだ! あの銃弾を受けたら急に体から力が抜けたんだ!!」




「はいはい、そんな事はもういいから、本当の事話すまでお家に帰れないよー?」







Fin

79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:46:52.83 ID:XMMZe27U0
あとがき

地の文無し、台詞だけに初挑戦。
どうせ地の文ないからながらで余裕だろwwwwwwとか思ってたら全然余裕じゃなくてワロタ

書き溜めしても遅筆なのにながらなんて何やってるんだろうね。

遅くまで支援ありがとうございました。

83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/23(月) 01:51:36.93 ID:XMMZe27U0
さいごに

厨二病あんまり関係なかった。
結局地の文に頼って涙目。
ギャグ調難しい。
[ 2009/05/21 00:20 ] 短編まとめ | TB(-) | CM(1)

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[ 2009/05/23 14:32 ] [ 編集 ]

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