ブーンミコ酢 ブーン系過去作まとめ

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川 ゚ -゚)虜になってしまったようです

※タイトルが無かったので勝手ながらつけさせていただきました。


191 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/11/19(月) 03:45:54.71 ID:OdJyQG/m0
 街灯の少ない裏路地を川 ゚ -゚)が歩いていた。
 今時分、特に年頃の娘ならば無用心極まりないが、そんなことを
まるで気にとめる様子はないようだ。
 度々差し込まれるネオン街からの光が彼女の顔の一端を照らすが
笑っているのか、怯えているのかは判断できない

川 ゚ -゚)「……」

 数刻程歩いたのちに、クーは一軒の店の前にたどりついた。
 黒ずんだドアノブを捻り、中へ入ると、店主らしき男が開口一番
に、

(´・ω・`)「ようこそちんぽ屋へ……」


 お題『(´・ω・`)ちんぽ屋 オナニー中毒 ひとりでできるもん

 助けなんて要らない 車窓 早撃ち 時の列車 野外オナニー』



192 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/11/19(月) 03:47:17.49 ID:OdJyQG/m0
 クーは店主――ショボンと一瞬目線を合わせ、カウンター席の左
から二番目に腰を下ろした。
 店の中は落ちついた内装で木製の机や椅子の角などが淡い証明に
照らされて鈍く光る。
 鼻につくような妙な匂い、ちんぽ屋独特のふいんき(なぜかry
にいつの間にか慣れている自分がいることにクーは気づいた。その
証拠に店に入ってからの一連の動作は定石になっていた。

川 ゚ -゚)「いつものを……」

 数枚の紙幣と硬貨をカウンターに置く。つり銭のないように置か
れた金、そして額を確認しようともせず、レジに納めるショボンを
見ると胸の奥にあるものが若干うずいたのを感じた。
 ショボンは店の奥へ一度引っ込む。
 さほど時間はかからずに無地の紙袋を抱え戻ってきた。そしてク
ーの目の前に無造作に置いた。

川 ゚ -゚)「……」

 中身を確認する事なく注文の品を抱え、来た時と同様に一瞬だけ
ショボンと目線を合わせ、ちんぽ屋を後にした。

(´・ω・`)「またのお越しを……」

 乾いた音をたて。閉じた扉に向かいショボンは一礼した。



193 閲覧注意 2007/11/19(月) 03:48:24.20 ID:OdJyQG/m0
 クーの余暇は概ね自室で消費される。
 垂れ流し同然のテレビ、ないしラジオ――時にはオーディオプレイ
ヤーに代わる時もある――そして閉ざされたブラインドが彼女の部屋
の基本的な状態だった。

川 ゚ -゚)「……ぁぁ」

 ベッドに埋もれながらクーは熱い吐息を吐く。
 しなやかな指はそれぞれ双丘へと伸びていた。形の良い滑らかな曲
線をもった果実のような乳房をゆっくりと揉み解していく。
 しばらくするとその頂きはしこり始める。そしてクーの呼吸も艶め
かしく変貌していった。

 いつから自分が変わったのかクーは覚えていなかった。
 日常の様々な出来事、過ぎ去っていく日常に見をゆだねていくうち
に、いつの間にか自分を慰めることを覚えた。
 それは誰もが経験する事だ。クーがそれを覚えるのはなんら不思議
はない。しかしどうだろうか、彼女は自分の手では飽き足らないのか
偶像を用いている。はたしてこれは慰める行為なのだろうか。
 今日も彼女は自分を満たすために偶像を使い幻影の世界へと没して
いく。



196 閲覧注意 2007/11/19(月) 03:50:16.41 ID:OdJyQG/m0
 ちんぽ屋で秘密裏に売られている偶像は男性器を模している。ただ
単に男性器を象ったものは既製品として一部の人々に流布してるが偶
像はそれら多くの製品とは決定的な違いがあった。
 それは強い催眠効果だ。原理は一切不明瞭でいて詳しい事は知られ
ていないが、その効能は計り知れない。
 自らの陰部に宛がい挿入すると強い催眠状態に陥り、本物の男性と
繋がる様な、或いはそれをも越える快楽を感じるという。そしてその
効果は自分が絶頂を迎えても終わる事がなく、某かによって納められ
た効能が切れるまで続くという。
 それがクーが定期的にちんぽ屋で購入してる偶像だった。

 偶像の効果が切れ、クーは死んだようにベットに横たわっている。
部屋の中は彼女の恥部から流れ出した愛液と汗の匂いが充満してい
た。
 テレビからは軽快な音楽と多くの笑い声、そして異常に荒い自分
の呼吸を聞きながら泥のように眠った。




197 閲覧注意 2007/11/19(月) 03:51:47.57 ID:OdJyQG/m0

ξ゚⊿゚)ξ「……でね、そいつがさぁまたつまんない奴で……って、
    クー!  聞いてんの?」

 クーが電車に揺れ、ネオンの光が流れている景色を見ていると、彼女の
同僚であるツンが険しい顔をしている。

川 ゚ -゚)「ああ、すまない。それで何の話だったかな?」

 クーは車窓から臨む闇夜と、ネオン街の光のコントラストに魅入っていた。
白と黒の色彩は偶像を用いたときの行為に見られる幻影の景色に通ずるもの
があると感じたからだ。ぼんやりとした空間の中、見知った誰かとの生々し
い行為が脳裏に浮かび上がってくる

ξ゚⊿゚)ξ「何か最近ぼんやりしている時が多くない?」


川 ゚ -゚)「そんなつもりは無いんだが……。すまない、以後気をつけるよ」

 ツンは同僚の中でも真面目で、しっかりしている娘だった。そんな彼女がそう
いうんら、そうなのだろうと、クーは自分に言い聞かせた。

ξ゚⊿゚)ξ「ま、仕事中にボーっとしてるわけじゃにあから別にいいんだけどね」

 どうやら仕事中は大丈夫なようである。

川 ゚ -゚)――最近ぼんやりしている、か……


198 閲覧注意 2007/11/19(月) 03:53:32.01 ID:OdJyQG/m0
川 ;゚ -゚)「!」

 何の前触れも無く体がうずき始めた。



 喉の奥から悩ましい吐息が漏れる。

ξ゚⊿゚)ξ「……」

 ツンはどうやら気づいていないようだ。
 携帯電話のキーを忙しなく叩いている。

『次はVIP、VIP。お降りの方は忘れm(ry)』

 VIPはちんぽ屋の最寄の駅だった。クーの自宅はここから二駅はなれたニュー
速なのだが、

川 ;゚ -゚)「すまない、急用ができた!」

 ツンにそう伝えると、電車の扉が開くと同時にホームに降りた。

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっと! いったいなんなのよ?」

 クーはもう一度すまない、と言い残して改札口へと向った。



200 閲覧注意 2007/11/19(月) 03:54:18.44 ID:OdJyQG/m0
 クーの歩みは速かった。それは期待や喜びといった肯定的な感情によるもので
はない。体の芯から滲んでくる焦りがそうさせていた。
 それは単純な肉欲とは異なる類の欲望で、表すなら麻薬中毒者などのそれと酷
似ぢているだろう。しかしながらクーはそんなことを考え付く余裕などなかった。

川 ;゚ -゚)「はぁ、はぁ……」

 猛烈な欲望に飲み込まれそうになりながらちんぽ屋にたどりつく。
 扉を開けるとショボンがいつもと変わらぬ調子で

(´・ω・`)「ようこそちんぽ屋へ……」

 クーはいつもの席には向わず、ショボンの目の前まで進む。

川 ;゚ -゚)「いつものを……」

 ショボンはクーの姿を見せ僅かに眉を動かした。そして普段とは違う彼女に対
して、いつもと同じ用量で言った。

(´・ω・`)「かしこまりました」

 そう言うと店の奥へ向おうとする。が、

川 ;゚ -゚)「それと……、それと短いのを一本」

 ショボンは無言で頷くと、と店の奥へと消えていった。
 その様子はやはり普段となんら変わらぬものだった。


202 閲覧注意 2007/11/19(月) 03:55:14.55 ID:OdJyQG/m0
 突然の肉欲に襲われるのはこれが初めてではなかった。
 会社や、買い物の途中で体が疼く事はこれまでに何度もあった。しかし、偶像
を急激に欲したのは今日が初めてだった。
 クーはVIP駅からさほど離れてない公園へとやってきた。ベンチに腰掛、ス
カートを捲くり上げ、股間に触れるとショーツ越でも濡れているのがわかった。
 そして、効能の短い偶像を何の躊躇いもせず、自らの膣の中に押し込む。

川 -)「――っ!」

 声にならない喘ぎ声が口から漏れた。

川 -)「あ……、ん……」

 偶像を挿入してから直ぐに、クーの目の焦点は定まらなくなり、虚ろになった。
口はだらしなく開かれ、舌が放り出されるように垂れ、それを伝って涎がブラウ
スに染みをつくった。

             ◇

 今までクーは本物の男性と繋がろうと思ったことは一度も無かった。それは偶
像を用いて得られる強烈ま快感だけのせいではなかった。
 明確な理由はわからない。もし何らかの理由があったとしてもそれは風化され
てしまったのかもしれない。
 何故か本物の男性と繋がるのを嫌った。これまで何人かの男性にアプローチさ
れたが全員同様に切り捨てられてしまっていた。
 そしてそのうちにクーはあるある結論を見出す。

川 ゚ -゚)――性欲なんて、一人で満たすことができる


203 閲覧注意 2007/11/19(月) 03:56:07.60 ID:OdJyQG/m0
 公園の一件の後も、クーは度々偶像を用いたくなる肉欲にかれるようになった。
 そして、効能の短いものを持ち歩くようになった。
 そこから今までほぼ普遍だと思われた日常が瓦解するのは簡単なことだった。そ
れからというもの、どこにいても体がほてり、ついには仕事どころではなくなって
しまう。
 会社には余っている有休をつかって療養すると伝えた。
 一日中偶像を差仕込んでいるような日々が続いた。会社を休み始める前に購入し
た大量の偶像は目に見えて減っていった。そしてその効能も徐々に短くなっていっ
た。
 そして、大量にあったかと思えた偶像の数も残り僅かとなった頃、クーの携帯が
鳴る。

川 ゚ -゚)「はい」

 ツンからの電話だった。

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっとクー、だいぶ会社休んでるけど大丈夫なの?」

川 ゚ -゚)「心配ないさツン……。何も、心配なんて無いさ……」

 そういおうとした瞬間だった。突如としてクーは今までに無いオーガニズムに襲
われる。

川 -)「――――!!!111!!!1」

 思わず携帯を落としてしまう。解体からは何やら叫んでいるツンの声が聞こえた
が、聞き取れなかった。
 そしてクーは快楽に悶えながら、その場に崩れ落ちた。


204 閲覧注意 2007/11/19(月) 03:58:03.71 ID:OdJyQG/m0
 ツンから電話がかかってきたのはどのくらい前だっただろうか。そんなことを思っ
たが、今のクーにとってはどうでもいいことだった。あの時味わった感覚をも一度
味わい。そうお思いながら幾日を過ごした。
 そして偶像も最後の一本を残すだけとなった。

川 -)「買いに行こう」

 最後の一本を挿入し、その上からショーツをはく。
 この期に及んで身支度をしている自分に気づき思わず自嘲してしまう。
 携帯を開いてみると、会社とツンからの着信履歴が多数入っていた。メールもをて
みると、何人かの知人達からと、ツンからからのメールが何通か着ていた。

川 ゚ -゚)「今更私にどうしろというんだ……」

ξ゚⊿゚)ξ『何か悩みがあるんなら相談してね!』

 そんな文面をみても、クーはもう何も思わなくなっていた。
 誰かの助けなんかいらない、永遠に偶像がもたらしてくれる快楽に溺れていたい。
そう思いながら改札口をくぐり、気づけば電車に乗っていた。
 車窓から見える景色は、いつか見とれていた偶像を用いる時に見るものと同じだっ
た。いや、もしかしたら今は昼で、今挿入されたままの偶像がみせている幻影なのか
もしれないとも思ったが、そんなことはやはりクーにとってはどうでもよかった。

『ご乗車ありがとうございます。次はVIP、VIPにと止まりますt(ry)』

 そしてクーの意識が遠のいていった――。

                               END


[ 2009/03/30 18:17 ] 短編まとめ | TB(-) | CM(0)

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