ブーンミコ酢 ブーン系過去作まとめ

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(,,^Д^)は奪って堕ちてゆくようです  終わり

99 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:37:04
────────────────────
   終わり   警察官のエピローグの序章
────────────────────



川 ゚ -゚)「ただいま」

<ヽ`∀´>「あ、お帰りなさいクーさん」

川 ゚ -゚)「まったく……パトロールなんてもんはやりたくないな」

<ヽ`∀´>「まあそう言わないでくださいニダ」

川 ゚ -゚)「そういえば、その口癖、というか方言か……どうして……」

<ヽ`∀´>「今まで封印していたかってことですニダか?」

川 ゚ -゚)「……まあそうだな」

<ヽ`∀´>「……まあ、人には諸事情があるっていうもんなんですよ…………

      あえて言えば……負けていたからかな……」

川 ゚ -゚)「何ニダ?」

<;`∀´>「何に、だ?ってことですよね……カタカナだとびっくりするんですが……」

…………まあ、……大人たちにってことかな……

<ヽ`∀´>「これは自分だけの秘密ってことで……お願いしますニダ」

川 ゚ -゚)「そうか……まあ、あえて聞かないよ」
.



100 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:37:44



「待ってくれ」

車と大激突

「待ってくれ!」

「待ってくれニダーーー!!!!」

意識が遠のきつつ、彼に放った言葉。

彼には届いてなかったろう

声にもなっていなかっただろうから。





彼に伝えたい

忘れかけた熱意、正義感

正確には、忘れてもいいかな、と思っていた正義感。

俺は取り戻した。

感謝の言葉を口にするわけじゃない

一応、逃亡中の犯人だし

でも、逮捕したいってわけじゃない

逮捕するべきじゃないから
.


101 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:38:33

俺は車に轢かれた後、病院に搬送され、思ったより早く回復した

逃げた彼の顔、抱えられた女性の顔

端的に覚えている情報から

必死で捜した

辿りついたのが、

タカラという少年と、でぃという少女

ごく普通に見えて、俺には分かった

劣悪な環境にいた二人の18歳。

あの事件の後、二人揃って姿を消したという。



君たちは一体どうしているだろうか

この前、……君たちも知っているだろうな

荒巻と言うおっさんに出会ったんだ



俺は君たちの事を調べて、どうも不可解な点が多かった

俺も、君を追いかけたとき、少し注意力散漫になった覚えがあるからだ。

そして、あの悪魔はやってきた

俺をからかうために。

/ ,' 3 「おやおや、これはこの前の警察さんじゃないかね」

<ヽ`∀´>「……あんたは……コンビニの店員さん……じゃあなかったニダか?」

今はいかにも仙人だ。

/ ,' 3 「そうじゃ。じゃが本当は違うんじゃよ……フォッフォッフォ……」

いけ好かない笑い声
.


102 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:39:29

<ヽ`∀´>「……何が言いたいんですニダ?」

/ ,' 3 「タカラとでぃには私が超能力を授けたのじゃよ……この、荒巻が……」

<ヽ`∀´>「……え?」

何のことだ?

/ ,' 3 「おぬしの捜査は完璧じゃ、わしも超能力者じゃからな、分かるんじゃよ」

<ヽ`∀´>「…………はあ?……」

よく状況は飲み込めなかったが、とりあえず聞かなければならないことがある

<ヽ`∀´>「じゃあ……なんで……彼らにそんな危険な力を……?」

そして、

/ ,' 3 「なぜって?……それはの……面白そうだったからじゃ」

俺の心に湧いたのは

/ ,' 3 「一種の実験じゃよ……フォッフォッフォッフォッフォ……

     世界に絶望した少年少女、ちょうどいいのが見つかってな、

     そんな二人に生き抜く力を、この世を荒らす力を、与えてみたらどうなるかなー、なんてな」

憎悪。

<#`∀´>「……ふざけるな……」

<#`∀´>「ふざけるな!! 何が実験だ! 二人の人生を狂わせたのは! お前かああああ!!」
.


103 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:40:19

俺は持っていた警棒を取り出し、荒巻に殴りかかった

が、

荒巻は後ろにいた

/ ,' 3 「フォッフォッフォ……警察官が一般人に暴力を振るっていいのかな?」

お前は一般人じゃない。保証する。

<#`∀´>「てめえ……ぜってえ──

/ ,' 3 「許さんか許すかは別にして、な

     わしの所為で彼らの人生が狂ったと、本気で思うか?」

<#`∀´>「……………………」

俺の心を見抜いてるのだろうか。

/ ,' 3 「……時代の流れじゃないのかね……この世の中を……荒らした大人が悪いんじゃないのかね……

     おぬしだって……いろいろ心に傷を負っているんじゃろ?」

図星。

<ヽ`∀´>「……分かったような口を利くな……」

精一杯の反抗。

/ ,' 3 「……まあいいじゃろ……わしは……二人に生きる力を与えたんじゃ……

     ちなみに、二人がお互いに好きあっているぞ、今も一緒に生活してるんじゃなかろうか?

     まあ、もう死んでるかもしれん。わしも確認しに行けないのでの。

     そのことを知ったときは、初めて不本意ながらいいことをしたのかもしれんと有○になったものじゃの……」
.


104 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:41:08

<ヽ`∀´>「……何が言いたいニダ?」

/ ,' 3 「別に? 独り言じゃよ」

<ヽ`∀´>「…………一つ皮肉が言いたいんだが……」

/ ,' 3 「なんじゃ?」

<ヽ`∀´>「初めて不本意ながら……ということは、お前は今まで誰かを幸せにしてやったことは無いニダ?」

/ ,' 3 「……どうじゃろーなー?……フォッフォッフォ……

     わしが誰かを幸せにしてやるような義務はないし、また、不幸にする義務も無い。

     わしは、所詮、きっかけを作ることしか出来ない生き物じゃ……

     それがどう働こうと、わしはその光景を見て、楽しむだけじゃよ」

こいつは……

<ヽ`∀´>「希望とか、無いのか?」

なんのために生きてるんだ?

/ ,' 3 「別に? この世界がどうなろうと、知ったこっちゃ無いね

     望むことなんて、一切無いの。

     この世界では、全てが自由じゃ」

/ ,' 3 「ま、わしとおぬしではあらゆる概念について、感覚が違うじゃろうから、分からんじゃろ」

ああ、一切、分からないね
.


105 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:41:48

だが、

<ヽ`∀´>「……もしかすると」

/ ,' 3 「なんじゃ?」

<ヽ`∀´>「お前も……俺達や、タカラ君達と同類なのかもな」

/ ,' 3 「…………フォッフォッフォ……おぬしらと一緒にされてたまるかい」

うぜえ。

<ヽ`∀´>「……俺だって、お前なんかと一緒になりたかねえニダ……だが、そう思ったんだからしかたねえだろ」

/ ,' 3 「……フォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォ……」



荒巻は、消えた

笑い声だけ残して

意味不明な

どんな感情によるものか分からない

笑い声だけ残して

荒巻は、消えた



俺も、無性に笑いたくなったのは何でだろうな
.


106 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:42:38



それにしても、

君たちが逃げてから世界は変わった

最近

腹の立つ事件が減ってきている

正確には、謎の人物がいて、そいつがなんでも全国遠征して嫌な奴らに鉄拳制裁を食らわしまくっているとか

やっぱり財布も抜かれているとか。

更に、事件の起こる前には男女二人組の殴られ屋が近くに現れると言う話だ。

でも、誰も利用している最中の風景は見たことが無いとか。

決して褒められるようなことじゃないな。



変わっているのは大きなまとまりだけじゃない

俺の近くでも変わったことがあった

川 ゚ -゚)「そうそう、パトロール中に調べてきたんだが……ほれ」

掻き集められた、男女二人組の殴られ屋の情報

近くに来ている。

<ヽ`∀´>「クーさん……これ」

川////)「なんだ! 別にお前のためにってわけじゃないぞ! たまたま暇だったからなんだからな!」

クーさんが、素直じゃなくなったし、クルール度も減ってきた
.


107 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:43:24

川*゚ -゚)「ほ、ほら、早く行ってこないか、タカラ君たちが待っているかもしれんだろ」

待ってる……わけないよな

<ヽ`∀´>「分かりましたニダ」



暗めの夕方

警察全体にも、覇気が宿ってきたように思う

まあ、それは気のせいかもしれないが……

少なくとも、新しく入ってきた後輩は、真面目で元気なんだ。

君たちは知っているだろうか

まだまだ荒れた世界

君らもまだまだ食いつなげる時代

それがだんだん無くなっていることに

君たちは自分の住まいがどんどん狭くなっていってるのに

君たちは気づいているだろうか

俺は、

君たちを悪人だとは

どうも思えない

狙っている狙っていないは関係無しに。
.


108 : ◆y1TBgQ3JzI:2007/04/23(月) 19:44:06

君たちには帰ってきてほしい

君たちは、表の世界で生きるべき人間だ

かなり調べたんだよ?

いろいろ話は聞いてるんだよ

モナーっていう教師と、しぃっていう生徒から

タカラ君もでぃさんも優しいって

それと君らの行動や

おこがましいかもしれないが、独自のプロファイリングの結果から考えて

君たちは、裏にいるべきじゃない。

だから俺は君たちに会わなければならない

君らに伝えたいんだ



無線が入る。俺の新しい後輩のモララーからだ

「ニダー先輩? あの二人らしき人物が現れました! 早く来てください!」



俺の思いの全てを





「ああ、今行く」








      (,,^Д^)は奪って堕ちてゆくようです   終わり


.


[ 2000/03/06 20:18 ] 中篇まとめ | TB(0) | CM(0)

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