ブーンミコ酢 ブーン系過去作まとめ

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ξ゚⊿゚)ξは明るい未来を描くようです 3

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:24:23.44 ID:ueNj69pyO
翌日



( ^ω^)ζ(゚ー゚*ζアハハハハ



(´・ω・`)「なんかあの二人急に仲良くなってない?」


( ゚∀゚)「デレが看病しにいったらしいぜ」


(*゚ー゚)「あれ?ツンは?」

ξ゚⊿゚)ξ「………」


(´・ω・`)「元気ないねツン……」

(*´・ω・`)「もしかしてあの日かなあ?」ムフフ


ξ゚⊿゚)ξ「……ハァ」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:28:39.60 ID:ueNj69pyO
ブーンの部屋


ξ゚⊿゚)ξ「話って何?」


( ^ω^)「ツン……聞いてくれお!」


ξ゚⊿゚)ξ「………何よ」


( ^ω^)「ブーンはついに……生まれて初めて……!」


ξ;゚⊿゚)ξドキドキ…


(* ^ω^)「女の子の唇の感触を知ったお!!」


予想していた最悪の結果にはなってなかったみたいだった
でもキスしたっていう事実だけでも胸が苦しくなるには充分過ぎた



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:31:54.20 ID:ueNj69pyO
それからすぐにブーン達が付き合う事になった。


私はまだその事を実感できていなかった。
キスの事を聞いた時程、ショックは大きくないように思えた。


ξ゚⊿゚)ξ「ふぅ~疲れた疲れた~」



( ^ω^)ζ(゚ー゚*ζチュッ チュッ


ξ゚⊿゚)ξ「あ……」




81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:38:15.74 ID:ueNj69pyO
そりゃあそうだ
一緒のマンションに住んでるんだもん見掛ける事もある、でも……だからって……



ξ;⊿;)ξ「部屋の外でしなくてもいいじゃない!!!」

私は大学に入ってから初めて泣いた


二人一緒の姿を見掛けて、今までたまりにたまっていた感情が一気に押し寄せた


二人のキスが頭から離れない


ξ;⊿;)ξ「あんなに……あんなに嬉しそうに……」


私はこっそりブーンにしたキスを思い出していた。
あの時、私はいつか堂々とキスができる日を思い描いていた。


空っぽになった。何かが崩れて、私の心に隙間があいたような……よくわからない
でも苦しい、胸が苦しい


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:42:56.21 ID:ueNj69pyO
ξ゚⊿゚)ξ「………」


(*゚ー゚)「本当に?」


ζ(゚ー゚*ζ「うん、ブーンったらキスの仕方も知らなかったんだよ~」

ξ゚⊿゚)ξ「………」

ζ(゚ー゚*ζ「うん!お互い正面から顔くっつけたら鼻がぶつかるのに、ほんとブーンって可愛い」


ξ゚⊿゚)ξ「ああ……」

川 ゚ -゚)「ん?」

ξ゚⊿゚)ξ「ああああああああああ!!!!」


(;゚ー゚)「ツン?」

ξ;⊿;)ξ「わあああああああ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「…………」


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:46:58.05 ID:ueNj69pyO
ξ;⊿;)ξ「やめて!!!!もうやめてよ!!!」


ζ(゚ー゚;ζ「痛い!離してよ!」


川;゚ -゚)「おいツン!」


ξ;⊿;)ξ「うわあああ!!!!」



私は気がついたら走っていた。


デレの声が聞こえない所へ、あの二人の映像を振り払うように走った。


ξ;⊿;)ξ「く……う……うう……」


ピロリロリ


ξ;⊿;)ξ「メール……ブーンから?」


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:50:25.18 ID:ueNj69pyO
『ツン、どうしたお?
皆心配してるお。戻ってこいお』



ξ;⊿;)ξ「ブーン……」


ξ;⊿;)ξ(私……伝えなきゃ……駄目でもいいから……)


ξ;⊿;)ξ(ブーンにちゃんと思いを伝えなきゃずっと後悔する……なんでもっと早く決められなかったんだろ……)



ξ;⊿;)ξ(言わなきゃこのモヤモヤは消えない!)




90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 06:53:55.96 ID:ueNj69pyO



ブーンの部屋の前


ξ゚⊿゚)ξ「まだ寝てないよね……」

ξ゚⊿゚)ξ「よし、どーんと見事玉砕して!思いっきり泣いてやる!」

ピンポーン

ξ゚⊿゚)ξ(出ない……)

ガチャガチャ

ξ゚⊿゚)ξ(合鍵は……と……あった!)

ガチャリ

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン……」


95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:00:09.71 ID:ueNj69pyO
「あっ……そんなとこなめたら……」

「ぶひひ……美味しいお」


ξ゚⊿゚)ξ「………」


「ぁん……あ……」

「ごめん痛かったかお?…ブーン初めてだから……」

「大丈夫……ブーンと一つになれるんだもん……」

ξ゚⊿゚)ξ「………」

自分でもなんでだかわからない
私はただ茫然と立ち尽くしてその行為を見つめていた

立っている感覚がない、まるで自分が宇宙に漂っているみたいに自分がどこにいて何をしているのかが分からない

「ああん……!」

「気持ちいお!」


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:04:52.04 ID:ueNj69pyO
私はなんで二人を眺めているんだろう。


ξ゚⊿゚)ξ


本当なら今ブーンと抱き合っているのは私のはずなのに


ξ゚⊿゚)ξ


私はいつもブーンと一緒にいた、それが当たり前だと思っていたしこれからもそうだと思っていた


漠然と将来の事も想像していた


ブーンが仕事から疲れて帰ってきて、
小言をいいながらも私は美味しい御飯を作って


ξ゚⊿゚)ξ


ブーンは笑って、泣いて、怒って……



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:08:20.14 ID:ueNj69pyO
ξ゚⊿゚)ξ「違う……」



「え……誰?」

「だ、誰だお!?」



ξ゚⊿゚)ξ「こんなの違う!!!!」


電気がついた

光に照らされた私の顔を、心底ブーンは気味悪がっていたのを覚えている



「出てけお!気持ち悪いお!」


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:13:01.05 ID:ueNj69pyO
数日が経った


勿論大学には顔を出していない
もう戻れないよ……


ブーンからのメールもない


ξヽ゚。゚)ξ「ブツブツ……」

何も喉を通らない

私は二人のセックスを一日中頭に思い浮かべていた

ブーンが欲しい

ブーンの笑顔がみたい

私だけに向けた笑顔がみたい



117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:18:28.63 ID:ueNj69pyO
更に数ヶ月の月日が流れる


雪もちらほら降り出していた


ξ゚。゚)ξ「…………」


( ´∀`)「おい」

ξ゚。゚)ξ「………」

(#´∀`)「おい!ボケッとしてないで働けモナ!」

ξ゚。゚)ξ「………ごめんなさい」


私はバイト先と家を往復するだけの日々を送った
ブーンには会わないように出勤と帰宅の時間を調整した


( ´∀`)「なんか気持ち悪いモナ」

(,,゚Д゚)「前は元気で可愛いらしい子だったのにな」


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:22:29.89 ID:ueNj69pyO
そんなある日、バイトの帰りに思いがけない人に会った



ξ゚。゚)ξ「あ……」


( ゚∀゚)「あ……」



( ゚∀゚)「もしかして……ツン?」


ξ゚。゚)ξ「…………」


私の人相は数ヶ月前とはまるで別人になっていたらしい

ξ゚。゚)ξ「………」

( ゚∀゚)「ま、まてよ!久し振りじゃん、ちょっと話そうぜ?」

ξ゚。゚)ξ

皆のその後が気になっていた私は承諾した


123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:27:06.95 ID:ueNj69pyO
ファミレス


ξ゚。゚)ξ「皆……まだ……私のこと怒ってる?」


( ゚∀゚)「皆……ねえ……」

ξ゚。゚)ξ「?」


( ゚∀゚)「もうほとんどあの時のメンバーとはつるんでないんだ」


ξ゚。゚)ξ「え……」


( ゚∀゚)「皆バラバラになったぜ、あ、別にお前のせいじゃなくてさ
なんていうか大学ってそういうもんなんだよ多分」


( ゚∀゚)「一時期は仲良くつるんでいてもちょっとずつ、いつの間にか人付き合いも変わっていくんだよ
バイトとかサークルとかさ、環境次第なんだよ」



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:32:01.16 ID:ueNj69pyO
正直ショックだった


あんな事があったとはいえ、楽しいメンバーだった。
ジョルジュの話を聞いたら、私が皆と過ごした日々がただの一過性のおままごとにすぎないように思えた。
私にとってはかけがえのない思い出全てが嘘のように…


ξ゚。゚)ξ「そう……なんだ……」


( ゚∀゚)「俺が連絡とってんのしぃぐらいだしな」

ξ゚。゚)ξ「え?」

( ゚∀゚)「俺もクーと別れちまったしな」


ξ゚。゚)ξ「……俺も?」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:34:52.46 ID:ueNj69pyO
( ゚∀゚)「え?知らなかったのか?
ブーンとデレは別れたよ」


ξ゚。゚)ξ「………」


( ゚∀゚)「お前ら同じマンションだからもう知ってたかと思ってたぜ
デレはたいしたヤリマンだよ、あれから男を切らしてないみたいだしな」


ξ゚。゚)ξ「ブーンは?」


( ゚∀゚)「さあな」


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:38:48.21 ID:ueNj69pyO
( ゚∀゚)「バイト先教えてやろうか?」


ξ゚。゚)ξ「………うん」


( ゚∀゚)「といってもまだ働いてんのかは分からないけどな」




私は同じマンションにいるのにもかかわらず、やっぱり面と向かってブーンとは会う事ができなかった

でも彼の様子が知りたい

駄目もとでジョルジュに教えてもらったバイト先にいって見ることにした


ξ゚。゚)ξ(遠くから見るだけなら……)

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:42:00.66 ID:ueNj69pyO
そこは大学から少し離れたコンビニだった
大学にろくにいかなくなった私が気付くわけもない



ξ゚。゚)ξ(ここ……)



「おい!」


ξ゚。゚)ξ「!!」


ミ,,゚Д゚彡「ボケッとしてないで働け!」


( ´ω`)「はいですお……」


彼はいた。


私と同じ様に、失恋の傷を心に刻んでいるようだった


( ´ω`)ハァ

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:44:17.78 ID:ueNj69pyO
ツンの部屋


ξ゚。゚)ξ「ブーンも私と同じ……」



ξ゚。゚)ξ「傷ついて……弱ってる」



ξ゚。゚)ξ「私達は同じ……」



ξ゚。゚)ξ「同じ…」

皮肉にも彼の不憫な姿が私を勇気づけた

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:46:23.80 ID:ueNj69pyO
ピンポーン



( ´ω`)「どちら様ですお?」


「私……」


( ´ω`)「この声……」


ガチャリ


ξ゚。゚)ξ「あの……ヨーグルト……食べる?」


( ´ω`)「…………」


( ´ω`)「うん…」



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:52:38.99 ID:ueNj69pyO
私達はお互いの隙間を埋める様に喋りつくした。

現状や昔話、他愛もない世間話


ジョルジュのいった通りブーンはデレと別れて傷心していた


( ´ω`)「僕には彼女が全てだったお……」

( ´ω`)「誕生日にはバイトしてブランドの……」


ブーンからデレとの思い出や未練を聞くのはつらかった。
どれもこれも私に言って欲しかった言葉、して欲しかった事ばかりだった。
おおよそ私の望みをあの女は手に入れていたらしい

でも今ブーンの話を聞いて、傷を癒せるのは私だけだ
今心からブーンを好きなのは私だけだ

ξ゚。゚)ξ

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 07:56:28.14 ID:ueNj69pyO
( ´ω`)「うっ………うう……」


私はブーンを抱き寄せた。ブーンは私の胸で泣いた
ほんとなら私がブーンの胸で泣きたい。


( ;ω;)「ツン!ツン!うわあああん」



ξ゚。゚)ξ(今なら……言える……)


こんな時に思いを伝えるのは弱った心に付け込む気がして卑怯な気もした。


ξ゚。゚)ξ(でもかまわない……)

ブーンが私に振り向くなら卑怯でもかまわない


148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 08:00:00.03 ID:ueNj69pyO
ξ゚。゚)ξ「ブーン……私……」



ξ゚。゚)ξ「―――――」



( ;ω;)「本当かお……ツン?
ツンは僕を捨てないかお?」

私がブーンを捨てるはずがない
こんなにまでブーンはあの女に追い詰められていたなんて

ξ゚。゚)ξ「大丈夫……ブーン、大丈夫よ」


(  ω )「…………」

ξ゚。゚)ξ「キャッ!」

彼は何も言わずに私の服を脱がせた


153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 08:12:15.70 ID:ueNj69pyO
私は思い浮かべた。

小さい頃から思い描いていた未来を


私は一軒家に住んでいて、小さいけれど庭もついている。

ブーンはいつも仕事から疲れて帰ってきて、私は小言をいいながらもちゃんと料理は作っていて、


ブーンは美味しそうに、幸せそうにそれを食べながら、私に子供は何人欲しいか訪ねる

私は言う

愛してる

彼は言う

僕も愛してる


ずっと変わらない、色褪せない幸せな日々と思い出を重ねて、私は眠る。
明日も彼の笑顔を見るために


154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/25(月) 08:14:41.26 ID:ueNj69pyO
ξ゚。゚)ξ「おやすみ……あなた」


ξ*゚ー゚)ξ「私ももう寝るね」







終わり


[ 2008/09/25 22:27 ] 短編まとめ | TB(-) | CM(1)

なんか悲しくなった
[ 2008/12/17 17:04 ] [ 編集 ]

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