ブーンミコ酢 ブーン系過去作まとめ

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陽炎 中

139 名前: ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:10:46.73 ID:jnCKQ+be0






 ぼくは生ぬるい風を感じながら思想の海に潜り込んだ。


   ―――――私は生ぬるい風を感じながら思想の海から浮かび上がった。








140 名前: ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:14:27.53 ID:jnCKQ+be0

ヒッキーは帰った。
私はまだ公園のベンチに座っている。
もう遅い時間なので帰らなきゃいけないけど、今はまだ動く気になれない。


lw´‐ _‐ノv「……なにがあったんだろうねー?」


独り言は夏の夜空に吸い込まれていく。
答えは決まっている、“私が知りえない”ことだ。
何があったのか分からないから、ヒッキーとの接し方は困る。
まあ、楽しいから別にいいけど。

今日はなかなか重い話をきいたね。
詳しくきいてないから、何も知らないけど。
……過去、ね。

さて、明日からの身の振り方でも考えておくかな?


lw´‐ _‐ノv「あまり電波なことばかり口走ってたら引かれちゃうもんねえ」

頭のネジが取れてる子、と認識されると話をきいてもらえないときがあるからね。
人間関係を良好にするために、自らが発言を受け入れられる場を作らないとね。
とはいえ、私は人間関係のプロフェッショナルではない。
とりあえずやれるだけやってみようと思う。


141 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:19:53.92 ID:jnCKQ+be0

lw´‐ _‐ノv「ふぁいとー、おー」

力の入らない声で活を入れる。
一応、深夜なので小声で活を入れるしかないし……私の声が幼い子供のようなそれだというのも原因だろう。
近所迷惑にならないだけいいじゃん。

よし、気合を入れたところで帰ってるようか。
立ちあがり、帰る準備をする。



ジャリ…

  _
( ゚∀゚)「……」

lw´‐ _‐ノv「……」

音がしたので振り返ると、知らない男が公園内に入ってきてた。
男はまっすぐ私のほうに向かってくる。
……念のためだ、警戒くらいしておこうか。


142 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:23:07.71 ID:jnCKQ+be0

男が声をかけてきた。

  _
( ゚∀゚)「こんばんわ。君さ、今ヒマ?」

lw´‐ _‐ノv「……さようならー」
  _
(;゚∀゚)「いやいや、いきなり会話終わらせようとしないで!」

lw´‐ _‐ノv「知らない人についていっちゃだめだって姉ちんにいわれてるから」
  _
(;゚∀゚)「ちょっとききたいことがあるんだってば!小森のことについてだから!!」

lw´‐ _‐ノv「む?」

小森……ヒッキーのことか。
となるとこの男はヒッキーの知り合いかな?
私の疑問を感じとったのか、男は自己紹介を始めた。
  _
( ゚∀゚)「おっとすまん。
     申し遅れたが、俺の名前は長岡 丈治(ながおか じょうじ)。
     皆からジョルジュって呼ばれてるんでそう呼んでくれ」


144 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:26:48.37 ID:jnCKQ+be0

lw´‐ _‐ノv「……何ゆえジョルジュ?」
  _
( ゚∀゚)「英語のジョージをフランス語にするとジョルジュらしいよ。
     なんでフランス語なのかはあだ名つけた奴にいってくれ」

lw´‐ _‐ノv「ほうほう。
       私は砂尾 示由流。
       シュールって呼ばれてるから、君もそう呼んでくれると嬉しい」
  _
( ゚∀゚)「シュールね」

lw´‐ _‐ノv「そうだよジョルジュ」


  _
( ゚∀゚)「じゃあさっそくシュールに質問したいんだが」

lw´‐ _‐ノv「おう、ばっちこーい」
  _
( ゚∀゚)「お前ってあいつの恋人?」

lw´‐ _‐ノv「ううん。全然違うよ」
  _
(* ゚∀゚)「お?
      なら俺と付き合わない?
      顔はタイプだし、胸は大きいし、アニメ声だし、もろストライクゾーンなんだよ」

lw´‐ャ‐ノv「……他を当たれナンパ野郎。
       あとアニメ声には触れるな、ぶちころすぞ」


145 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:30:29.75 ID:jnCKQ+be0

  _
(  ∀ )「……ごめんなさい」

lw´‐ _‐ノv「んじゃ、私は帰るから」
  _
(;゚∀゚)「ちょ、ちょっとまって!」

lw´‐ _‐ノv「……なにさ」
  _
( ゚∀゚)「恋人じゃないなら、お前と小森は友達なんだよな。
     今、あいつはどんなかんじなんだ?」

lw´‐ _‐ノv「……」

さて困った。
なんと答えるべきか。
私とヒッキーは友達と呼べるほど濃い関係ではない。
そしてどんなかんじかといわれても、うまく言い表せる自信がない。
……とりあえず思ったことを正直に答えようか。

lw´‐ _‐ノv「私たちは友達ではないよ。ただのクラスメイトだよ。
       あと、どんなかんじかってきかれても……うーん、まあ、普通なんじゃない?」
  _
( ゚∀゚)「……」

lw´‐ _‐ノv「漠然とした答えでごめんね。
       昔の彼を知らないから、今どんなかんじかうまく言い表せないんだ。
       ちゃんと話をしたのも最近からだからね。
       ……そろそろ帰るね」


147 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:33:49.19 ID:jnCKQ+be0

  _
( ゚∀゚)「待て」

lw´‐ _‐ノv「……何度呼び止める気なんだよ」
  _
( ゚∀゚)「すまんすまん」

lw´‐ _‐ノv「で、どうしたよ?」
  _
( ゚∀゚)「いやな、お前は知らないだろうから一応いっておく」



  _
( ゚∀゚)「俺もあいつのクラスメイトなんだぜ?」

lw;‐ _‐ノv「……む」
  _
( ゚∀゚)「クラスメイトの顔は全員覚えてたつもりだったんだがな。
     でもお前の顔は忘れてたみたいだよ、ごめんごめん」

lw;‐ _‐ノv「……」


lw;‐ _‐ノv「そろそろ帰るね、じゃあねー」
  _
( ゚∀゚)「まてや」


148 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:38:06.39 ID:jnCKQ+be0

肩をつかまれる。
ふむ、これは俗にいうピンチというやつか?
  _
( ゚∀゚)「お前、何者だよ?」

lw;‐ _‐ノv「……」
  _
( ゚∀゚)「恋人ではない、友達ではない、クラスメイトですらない。
     そんでもって小森に近づいてる。
     お前、あいつに何するつもりなんだよ?」

lw;‐ _‐ノv「……」
  _
( ゚∀゚)「あいつを傷つけたら、例え女でも許さねえぞ」

lw;‐ _‐ノv「……」


lw´‐ _‐ノv「……まあ私が何者かはどうでもいいことだけど。
       傷つくかどうかは彼次第だよ」
  _
(# ゚∀゚)「……」

lw´‐ _‐ノv「何か気に食わないことでもあるなら答えるから質問してよ。
       だからそんなに睨まないでよ」


149 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:42:28.61 ID:jnCKQ+be0

  _
( ゚∀゚)「ああ……すまんすまん。
     じゃあ1つ目だ。何者かはどうでもいい、とはどうしてだ?」

lw´‐ _‐ノv「それは些事だから。
       例えば私が幽霊だとしたらジョルジュはどうするの?」
  _
( ゚∀゚)「さわれる幽霊なんていないだろうが……」

lw´‐ _‐ノv「……本当にそう思う?
       それは生きてる人が勝手にそう思ってるだけかもよ?
       そもそも死んだことのない人間が、どうして死んだ人間の性質を知ってるわけ?」
  _
(; ゚∀゚)「え……?ちょ、それってマジで?」

lw´‐ャ‐ノv「むっふっふ~」
  _
(; ゚∀゚)「……」

lw´‐ _‐ノv「まあ、私がどんな奴だろうが小森くんへの対応は変わらないよ。
       それだけはマジだから」
  _
(;゚∀゚)「そ、そうか……そうだな。お前がどういうやつかなんてどうでもいいな!」

lw´‐ _‐ノv「うんうん。
       で、他の質問は?
       1つ目っていったからには2つ目もあるんでしょ?」


152 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 02:47:04.32 ID:jnCKQ+be0

・・
  _
( ゚∀゚)「あ、ああ。
     お前は何をするつもりなんだ?
     あいつを傷つけることなのか?」

lw´‐ _‐ノv「暴力は振るわないよ。
       あくまで話をするだけだから」

lw´‐ _‐ノv「ただし、小森くんの心を傷つけてしまうかもしれない。
       私がやろうとしているのはそういうこと。
       傷つくかどうかは本人にしか分からないことだから、私にも分からないけど」
  _
( ゚∀゚)「……詳しく話せ」

lw´‐ _‐ノv「しかたがないなぁ」

ジョルジュに近づき、内緒話をするように耳打ちする。
深夜というのは静かなもので、そんなに大きくない音でもよく目立つ。
おそらくないだろうが、万が一、ヒッキーにきかれたら明日からやりにくくなる。

……ごにょごにょっと。

lw´‐ _‐ノv「というわけ」


157 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:13:31.01 ID:jnCKQ+be0

  _
(# ゚∀゚)「お前、最低じゃね?」

耳打ちが終わり、体を離して最初にきいた言葉がそれだった。
まあそれっぽいこと言うだろうな、とは思っていたけど。
しかし『最低』ときたか………『最低』ねえ……。

lw´‐ _‐ノv「別に最低でもいいよ」
  _
(# ゚∀゚)「お前がどう思おうが小森にとってはよくないだろうが。
     なんだよ、それ。
      あいつを傷つけてそんな楽しいのかよ?」

lw´‐ _‐ノv「……傷つくかどうかは本人にしか分からないってば。
       もしかしたら傷つかないかもしれない。
       あと、私は人を傷つけて楽しいって感じる人種じゃないよ」
  _
(# ゚∀゚)「普通傷つくだろ、そんなことされたらよ。
     傷口広まる前に今すぐあいつから離れろよ!」

思わず溜息をつく。
そしてジョルジュを見て言ってやった。


lw´‐ _‐ノv「OK、分かったよ」


159 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:18:41.55 ID:jnCKQ+be0

lw´‐ _‐ノv「そのかわりさ、明日から私の代わりをしてくれない?」
  _
(# ゚∀゚)「いやに決まってるだろ」

lw´‐ _‐ノv「じゃあ私が去った後、小森くんは1人になっちゃうよ?」
  _
( ゚∀゚)「……」

lw´‐ _‐ノv「この場合どうすれば最善なんだろうね?」
  _
( ゚∀゚)「……」

lw´‐ _‐ノv「答えてよ」
  _
( ゚∀゚)「……お前が知る必要はねえよ」

ふむふむ、ふむ。
つまり私……私に限らずその他大勢かもしれないが……に知られたくないと。
ジョルジュの態度から彼がどんなアクションをするのか考える。


…………ふむ。
1つ、もっとも実行されそうなアクションを思い浮かべる。
それを実行されるとヒッキーのためにならないなあ。

どれ、ちょっと切り口を変えてみるか。


160 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:23:00.88 ID:jnCKQ+be0

lw´‐ _‐ノv「あのね、1人っていうのはなかなか寂しいものだよ」
  _
(; ゚∀゚)「な、なんだよ?」

私の雰囲気からなにかを察したのか、顔をしかめて身構えた。
でも、逃げる様子を見せなかったのでかまわず聞くことにする。

lw´‐ _‐ノv「君はそれを理解してるの?」
  _
( ゚∀゚)「それくらい分かってる」

へえ、分かってるの。
じゃあ続けて質問するとしよう。

lw´‐ _‐ノv「じゃあなんで小森くんについてあげないのさ?」

ジョルジュはなにも言わない。
ただ、目を見開いて私の体を視線で刺してくる……穴あきチーズになるからそんなに見るなよ。

lw´‐ _‐ノv「初めて小森くんに会ったとき、彼は1人でいられればいいって言われたけどさ……。
       それでも君は小森くんの友達なんでしょ?
       なんで小森くんを1人にするのさ?」
  _
(# ゚∀゚)「……あいつが1人でいたいっつったんだよ。
     事情も知らない奴が文句つけんな」

やっぱりジョルジュも言われてたか。
となると……なるほど、電波まみれの私の頭も今回は働いてくれたわけか。

つまり、ジョルジュのアクションは『なにもしない』だ。


161 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:27:48.66 ID:jnCKQ+be0

ははは、そんな奴に『最低』といわれたのか。
笑えるね。
心の内で大爆笑する。
ついでに心の外でも大爆笑する。

lw´‐ャ‐ノv「あはははははははははははwww」
  _
(# ゚∀゚)「……何がおかしいんだよ?」

lw´‐ャ‐ノv「だって、ねえ?
       文句つけんなって、ねえ?
       バカも休み休み言ってよ、……プッ…あはっ、ははははははは!」
  _
(# ゚∀゚)「何がバカだってんだ!?」



lw´‐ _‐ノv「……事情を知ってても何もしない奴にいわれたくない。
       バカだからそういってるのが分からないの?」
  _
(# ゚∀゚)「あ?」

ジョルジュはご立腹の様子。
でも私だって彼の態度に苛立ちを覚えてる。
なので言葉のナイフでえぐってやろうと思う。


162 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:32:16.54 ID:jnCKQ+be0

lw´‐ _‐ノv「人に近づかないでといわれたら離れていくの?
       それが友達というものなの?
       ……なるほど、それも1つの考え方だね。
       私はそんなのお断りだけどね」
  _
(; ゚∀゚)「っ」

lw´‐ _‐ノv「友達が苦しんでるのなら力になってあげなよ。
       それができないのなら君は私とそんなに変わらないと思うよ。
       いってる意味分かる?
       最低だってことだよ」
  _
(  ∀ )「……っ」

lw´‐ _‐ノv「そんなんでよく人に説教できるね?
       人間は矛盾を孕む生き物だけど、人にいい聞かせるときにダブルスタンダートはよくない。
       自分は小森くんから離れて、私が近づくと友達面して近づくなとな?
       私を笑い殺す気なの?」
  _
(  ∀ )「……」

……おっと、やりすぎたかな?
形だけでも謝っておくとしよう。

lw´‐ _‐ノv「ごめん、いいすぎた」
  _
(  ∀ )「……謝らなくていい。
     本当のことだからな」

lw´‐ _‐ノv「うん、そうだね」


165 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:36:49.80 ID:jnCKQ+be0

  _
( ゚∀゚)「お前……そこは慰めるところだろ。
     なに肯定してるんだよ?」

lw´‐ _‐ノv「否定したら嘘になっちゃうじゃんか」
  _
( ゚∀゚)「それもそうか」

lw´‐ _‐ノv「うんうん」




lw´‐ _‐ノv「だからさ。まあ、今のところは現状維持でいいよね?」
  _
( ゚∀゚)「んー。どうしたもんかね?」

あ、また悩みだしそうだね。
これ以上はメンドイから帰るとするかな。

lw´‐ _‐ノv「じゃ、そういうことで」

  _
( ゚∀゚)「だから待てってば。まだなんにも解決してねえよ」


逃げ切れなかった。
うーん、ある程度本心を話さないと帰してくれそうにないね。


167 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:41:13.90 ID:jnCKQ+be0

lw´‐ _‐ノv「私のやってることって悪いことなの?」
  _
( ゚∀゚)「人を傷つけるのは悪いことだろ」

lw´‐ _‐ノv「人を傷つけるのは普通の交友関係でも起こりうることでしょ?」
  _
( ゚∀゚)「それをなるべく避けるのも交友関係の鉄則だろ?」

lw´‐ _‐ノv「……なるほど、君は優しいんだね」
  _
(* ゚∀゚)「だろー?」

調子に乗るのはいただけないけどね。

lw´‐ _‐ノv「……それでもずっと1人のときを過ごしていれば構ってほしくなるものだよ。
       傷つけるかどうかはその次でいいんだよ」
  _
( ゚∀゚)「それはストーカーの言い分じゃね?」

lw´‐ _‐ノv「それなら小森くんが私を拒絶するでしょ。
       もし傷つけて拒絶されたらおとなしく去るよ。
       どうせそのときになったら私も去る時期だろうしね」
  _
( ゚∀゚)「それは離婚する老夫婦の言い分じゃね?」

……さっきからなかなかいってくれるね。
もしかして、ジョルジュって人を傷つけて楽しいって感じる人種なの?

心の内でひっそりと文句をいう。外にはださない。


169 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:45:54.02 ID:jnCKQ+be0

そして私は語り続ける。

lw´‐ _‐ノv「小森くんが引きこもりじゃなかったら、私は彼に会うことはなかった。
       彼が1人だったからこそ、私は彼に会おうと思った。
       放っておけなかったんだよ」

lw´‐ _‐ノv「その考えがどこからきたものか分からない。
       1人のつらさを体験したことがあるから同情したのかもしれない。
       私は人付き合いがヘタだから、小森くんと傷を舐めあう間柄になりたかったかもしれない。
       引きこもりを調べるためのいいサンプルと思ったのかもしれないし、もしかしたら恋仲になりたかったかもしれない。
       …………真意は私にすら分からんよ」
  _
( ゚∀゚)「……」

lw´‐ _‐ノv「それでも放っておくことなんてできなかった。
       だから私にやれることをやってるだけだよ。
       ユー、アンダースタン?」
  _
( ゚∀゚)「……」

心の内で文句をいう。
バカの子には理解できなかったの?と。
ついでに心の外でも文句をいう。

lw´‐ _‐ノv「バカの子には理解できなかったかー?」
  _
(; ゚∀゚)「いやいや、理解できてるから!」


171 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:50:28.90 ID:jnCKQ+be0

  _
( ゚∀゚)「いや、まあ、なんというか……お前は頑張ってくれてるんだな」

lw´‐ _‐ノv「さあ?私はやりたいようにやってるだけだよ」

だから君にも『最低』っていわれたわけだし。
そう考えていたところに思わぬ言葉が出てきた。
  _
( ゚∀゚)「まあそういうことならお前に任せておけるわ。
     あいつを頼むぜ」

……GOサインをいただけた。
やっと納得してくれたということだ。
ともあれサンクス。
私もジョルジュにエールを送っておこう。

lw´‐ _‐ノv「君も頑張りなよ。
       私ももうすぐ去らなきゃいけないんだからさ」

  _
( ゚∀゚)「……ああ。お前が消えたら俺がしっかりカバーしてやるよ」


173 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 03:54:48.98 ID:jnCKQ+be0

  _
(; ゚∀゚)「ところでさ、どこに去るんだ?」

lw´‐ _‐ノv「ヒント、お盆」
  _
(* ゚∀゚)「いとこに会いに遠いところから遊びに来たってことですね、わかります!」

lw´‐ _‐ノv「??もちろんそうだけど……力入れて確認するほどのものかい?」
  _
(; ゚∀゚)(さっき幽霊うんぬんいってたじゃねえか……)

lw´‐ _‐ノv「なにか言った?」
  _
(; ゚∀゚)「ううん、なにも」



lw´‐ _‐ノv「さて、さすがにもう遅いからそろそろ帰るね」
  _
( ゚∀゚)「おう、じゃあな」

lw´‐ャ‐ノv「夜道には気をつけろよー」
  _
(; ゚∀゚)「お前がいうと本気で怖いから」

lw´‐ _‐ノv「?」


177 名前:lw´‐ _‐ノv ◆06NY4sFIG. :2008/08/28(木) 04:20:32.22 ID:jnCKQ+be0







さて、どうなることやら。










後編へ
[ 2008/08/31 00:54 ] 夏祭りまとめ | TB(-) | CM(0)

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