ブーンミコ酢 ブーン系過去作まとめ

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('A`)はきっと告白するようです 後編

28:M◆0ED/DArWzw
01/30(水) 01:04 MzacHnvOO

―公園



('A`)「で、何の用だ」

(´・ω・`)「ふっ…やっと来たね?ブーン、彼にもわかるように説明を」

('A`)「?」

( ^ω^)「…やっちまったお」

('A`)「何をだ?」

( ^ω^)「…快楽の間へ、行ってきたお…」

('A`)「…ま…さ…か…」

(´・ω・`)「…ブーンは、魔法使いへの道を閉ざしたみたいなんだ」

('A`)「…」

( ^ω^)「…」

('A`)「…誰とだ?」

( ^ω^)「…ツンだお」


29:M◆0ED/DArWzw
01/30(水) 02:13 MzacHnvOO

('A`)「…マジかよ…」

(´・ω・`)「中田氏したみたいだよ」

('A`)「…えっ?」


ドクオは煙草を咥えて火をつける。


(´・ω・`)「もう一度言うよ。中田氏したんだって」

('A`)「…」

( ^ω^)「…」

('A`)「お前はどうすんだ?」

(;^ω^)「勿論…付き合うって約束したお!」

('A`)「…そうか」


ドクオはベンチに座る。


(´・ω・`)「…」

('A`)「おめでたな話じゃねぇか。何も、今俺に知らせなくてもいいだろ?こんな夜に」

( ^ω^)「まぁ…そうだお」

('A`)「何か別件か?」

(´・ω・`)「…それで、別荘行く話になってるんだ」

('A`)「…まさか、俺達まで行くとか言うんじゃないだろうな?」

( ^ω^)「そのまさかだお」

('A`)「うわっ…」

31:M◆0ED/DArWzw
01/30(水) 13:04 MzacHnvOO

(´・ω・`)「明日出発だって」

(;'A`)「明日って…早過ぎだ!」

( ^ω^)「しかも6時に時計台だお」

('A`)「速急な準備を強いるわけだな…」

(´・ω・`)「それだけじゃない。費用は…」

(;'A`)「おいおい、費用までこっちがもつのか?」

(´・ω・`)「いや、費用は向こう持ちだよ。ただ、一応生半可な額は許されないよ」

('A`)「…は?」

(´・ω・`)「つまり、地上には行かないんだ」

('A`)「…別荘の意味分かってるのか?」

( ^ω^)「…所謂、船旅だお」

('A`)「死亡フラグ見え見えなんすけど」

(´・ω・`)「大丈夫…沈没はしないから」

('A`)「なんでお前が言うの?」

( ^ω^)「とにかくそういう事だお。準備するのは…財布と、寝間着と、後は自由だお」

('A`)「船旅にしては随分手軽だな」

(´・ω・`)「じゃ、明日」

('A`)「あぁ」


ドクオは近くにあった灰皿で煙草の火を消す。
2人がいなくなった後、家に帰宅して準備した。

34:M◆0ED/DArWzw
01/30(水) 13:24 MzacHnvOO

船旅当日。
人も疎らな駅に、ドクオはいた。
これで時計台を見るのは何度目であろうか。
ドクオが既に来た頃には、ブーン、ショボン、ツン、クー、全員揃っていた。


('A`)「悪い悪い、セーフか?」

( ^ω^)「まだ大丈夫だお」

ξ゚⊿゚)ξ「よっしゃ行くわよ」

川;゚ -゚)「全く…事実を把握するのにどれだけ時間を費やしたと思ってるんだ…」

('A`)「全くだ。しかも昨日今日でこうなるとは、流石豪邸育ち」

ξ゚⊿゚)ξ「忌々しい?」

('A`)「忌々し過ぎて腹が立つ」

(´・ω・`)「眠い」

ξ゚⊿゚)ξ「さぁ行くわよ!」


こうして御一向は、タクシーに乗って船がある港へ向かった。

35:M◆0ED/DArWzw
01/30(水) 15:57 MzacHnvOO

―港






( ^ω^)「…どっかの映画で見た光景だお…」

('A`)「…いかにも外壁で沈みそうな…」

(´・ω・`)「それはない」

ξ゚⊿゚)ξ「何て事いうのYO!」

川;゚ -゚)「凄く…デカいです…」


目にしたのは、どこかで見たであろう巨大船。
上を見上げると、甲板に居た客人が、蟻のように見えてしまう。


( ^ω^)「…デカすぎる…お…」

('A`)「…此処にいる俺は…幻なんだ…」

ξ゚⊿゚)ξ「行きましょ!」

川 ゚ -゚)「これは気を使うなぁ…」


一向は客船に乗り、出航した。


( ^ω^)「…空飛べそうだお…」

('A`)「…あぁ…」

(´・ω・`)「このお肉美味しいよぉぉぉぉぉぉ!!!」

( ^ω^)「ちゃっかり何食べてるお!」

(´・ω・`)「何って…バイキング」

( ^ω^)「…」


その途端、ブーンは走り出してバイキングへ向かった。


('A`)「…あぁ…太陽が眩しい…」

(´・ω・`)「全く…ドラクエ思い出せば対した事ないじゃん」

('A`)「んな無茶な」

36:M◆0ED/DArWzw
01/31(木) 01:35 ao6sXz6HO

( ^ω^)「ハムッハフッ!」

(´・ω・`)「気持ち悪い」

(;^ω^)「…」


バイキングを楽しんだ一行は、個別の寝室に向かった。



―ドクオ

('A`)「此処か…。バイオハザード辺りで見る部屋みたいだな…」

('A`)「まぁいいや。暫く寝かせてもらおう」


ドクオはベッドに横たわり、仮眠をとった。




―ブーン


( -ω^)「…?意識が薄れゆくお…?」


フラフラ歩きながら、寝付いてしまった。



―ショボン


(´・ω・`)「…」

(´・ω・`)「…」

(´-ω・`)「…」

(´-ω・`)「…睡眠薬…?」

(´-ω・`)「確か…鞄にねむけざましの薬が…」


ショボンは薄れ行く意識の中、眠気覚ましの薬を手にした。


(´・ω・`)「ふぅ…。…しかし…何故睡眠薬なんかが混ざってるんだ…?」


ショボンは持ち前の推理力を駆使し、謎を解こうと試みたが、手掛かりが少な過ぎる。


(´・ω・`)「…キッチンに行ってみよう」


ショボンは自室を後にし、キッチンに向かった。
ショボンがキッチンに着いた頃、シェフ達までもがその場に寝倒れしていた。


(´・ω・`)「…事件の香りがする」


ショボンは近くにあった包丁を手にした。


[包丁]を手に入れた。


ショボンはキッチンを後にし、ドクオの部屋へ向かう。


(´・ω・`)「ドクオー!おーい!」


返事は無い。


(´・ω・`)「…スネーク!何時まで寝てるんだ!」

「はっ…少佐!!…あれ?」

(´・ω・`)「ドクオ!開けてくれ!」


扉が開く。


('A`)「ん、どうし…」

('A`)「…ごめん、金は無いんだ」

(´・ω・`)「違うよ。…聞いてくれるかい?」

('A`)「なんだ」

(´・ω・`)「ちょっと入るよ」





―ドクオ寝室内



('A`)「つまり…誰かがこの船を?」

(´・ω・`)「うん。…じゃなければ、睡眠薬なんていれやしない」

('A`)「確かに…」

(´・ω・`)「君も武器を持った方がいい」

('A`)「しかし…もしかしたら、何かのサプライズとかじゃないのか?」

(´・ω・`)「キッチンに居たシェフまで寝てるのにかい?」

('A`)「…それは不自然だな…」

(´・ω・`)「君は武器あるかい?」

('A`)「武器…か…」

38:M◆0ED/DArWzw
01/31(木) 01:46 ao6sXz6HO

('A`)「麻酔銃ならあったぞ!」

(´・ω・`)「前の客人の忘れ物かな…。貰っちゃいなよ」

('A`)「あぁ。そうする」


ドクオは[麻酔銃]を手に入れた。


(´・ω・`)「そういえば、甲板も静かだね…」

('A`)「あぁ…洒落になりそうにはないな」

(´・ω・`)「僕は管理室を見るから、君は甲板と、ツン達を見てきてくれる?」

('A`)「わかった」



それぞれの任務を達するべく、2人は別々に走り出した。





―ドクオ視点-209号室前


('A`)「…」


身を低め、銃を構えながら進むドクオ。
辺りは妙な静けさを漂わせ、クーの部屋に到着した。


('A`)「…クー」

川 ゚ -゚)「?どうしたドクオ」


クーは無事みたいだ。


('A`)「…どうしたんだ?」

川 ゚ -゚)「いや、トイレから戻った後だ。それより、お前こそどうしたんだ?」

('A`)「カクカクシカジカ」

川 ゚ -゚)「そうなのか?…私は食べていないからわからんが…」

('A`)「俺はさっきショボンに…っ!!」


廊下の奥から、怪しい人影が見えた。
ドクオは銃を構え、壁際に狙いをつける。


川;゚ -゚)「なんd」

('A`)「シッ…」


暫く待つと、明らかに客人とは呼べない覆面男が歩いていた。


覆面「!」

('A`)「たっ!」


パシュン、というサイレンサーの音を靡かせて弾は覆面男の頭を直撃し、覆面男は倒れた。


('A`)「…なんだ…?あいつ…」

川 ゚ -゚)「ただならぬ話では済まされそうにないな」

('A`)「あぁ」

44:M◆0ED/DArWzw
01/31(木) 23:19 ao6sXz6HO

―ショボン視点



(´・ω・`)「制御室に誰かいるみたいだ…」


ショボンは身を潜め、物陰に姿を隠す。
制御室内は案の定、物音が聞こえた。


(´・ω・`)「誰だろう…」


船員かもしれない。
だが、そうとも言い切れない。
暫く様子を伺った途端、制御室の入口から覆面男が現れた。
しかも、こちらに近付いてくる。


(´・ω・`)(一か八か…)


ショボンは姿を現し、余りの突然に覆面男は怯んだ。


覆面男「チッ!!」


覆面男はナイフを振り回し、ショボンに向かって刺そうとする。
しかし、ショボンは自らの身のこなしを利用し、覆面男の後ろを取る事に成功した。


(´・ω・`)「チェックメイト…」

覆面男「それはどうかな?」


ショボンは、後ろを振り向く。
覆面男がもう一人、制御室にいたのだ。


(;´・ω・`)「…まさか付き添いがいたなんて…」


バン、という擬音を響かせ、ショボンはその場に倒れてしまった。


(;´ ω `)「あ…く…」


意識が薄れる。
手にしていた包丁が手から離れた時、ショボンは息をやめた。










―ブーン視点


(;^ω^)「さっきの銃声はなんだお…」

部屋を飛び出し、辺りを見回すが、静かだ。


(;^ω^)「…?」


ブーンは何も無い事を確認し、部屋に戻る。
その瞬間―


バン!、と銃声が響く。


( ^ω^)「…え?」


何が起きたのか。
何があったのか。
ブーンの腹部から、血が服に染みて滲み出た。


( ^ω^)「…?」


ブーンは途端に力を失い、その場で倒れた。


( ^ω^)「…つ…手が、つめ…たいお…?」


暖房がついているハズなのに、いやに冷たい手。
ブーンのその手を見ていた視界はやがてぼんやりと見えなくなった。


覆面男「ふっ…まだいたのか…」


覆面男は、その場を後にした。

48:M◆0ED/DArWzw
02/12(火) 22:14 ABS0ZBkpO

('A`)「おい!誰かいないのか!!」


大声を出して叫ぶが、返事は無い。


川 ゚ -゚)「何があったんだ?」

('A`)「豪華客船にはよくあるフラグだ」

川 ゚ -゚)「フラグ?」

('A`)「…つまり、テロに会っちまった、というわけだ」

川 ゚ -゚)「サラッと言えるものなのか?」

('A`)「さぁな。取り敢えず、生き延びるしか無さそうだ。他の奴等もいない。甲板にでりゃ、何かわかるかもしれないな」

川 ゚ -゚)「よし、早速向かおう」

('A`)「まぁ待て。そう簡単に身を乗り出す様な真似はするんじゃない」

川 ゚ -゚)「じゃあどうするんだ?」

('A`)「"慎重に"って事だ」

川 ゚ -゚)「なるほど」

('A`)「何か手掛かりがありゃなぁ…」

川 ゚ -゚)「目的はなんだろうか」

('A`)「強奪…か?」

川 ゚ -゚)「強奪するなら、人質全員殺すか?」

('A`)「ふむ…だとしたら、強奪が理由って訳じゃ無さそうだ」

川 ゚ -゚)「なんだろうか…」

('A`)「とにかく、此所を離れよう」

川 ゚ -゚)「うむ」


二人は現地から離れ、遠回りで甲板へ向かった。

49:M◆0ED/DArWzw
02/18(月) 00:59 X8BjW1txO





二人が甲板に辿り着くと、そこには大勢の客が拘束されていた。
ブーン、ショボンの姿は無く、ツンの姿はあった。


('A`)「何とも…」

川;゚ -゚)「…客の数が尋常ではないぞ」

('A`)「そりゃ…船だからな」

川;゚ -゚)「…」


ドクオは弾を補充し、暫く様子を伺った。
覆面男は、少なくとも10人見えた。


川 ゚ -゚)「このまま突っ込んだら死ぬな」

('A`)「死ぬだけならまだ有り難いじゃないか。蜂の巣は勘弁だな」

川 ゚ -゚)「ふむ…何か狙うならば…」

('A`)「?どうしたんだよいきなり」

川 ゚ -゚)「いや…これだけの数なら、目的等優にこなせるだろうと思ったんだが…」

('A`)「…」


ドクオは物陰に隠れたまま、拘束されている側を見回す。
確かに、人をこれだけ拘束すれば、目的は簡単に行くはずだ。


('A`)「…何か…あるな」

50:M◆0ED/DArWzw
03/02(日) 07:55 pa5UevSqO

その時だった。


ドクオの後ろから聞こえる、鈍い銃声。
ドクオはその音に気付いて振り向く。

…と同時にドクオの体は横たわる様に倒れた。


川 ゚ -゚)「ドクオ!しっかりしろ!おい!」

('A`)「…」


意識が薄れる中、クーはドクオを叫んでいる。
ただ、ドクオにわかった事。


それは、撃たれた、という事だけだった。










終了条件未遂

BAD END

51:M◆0ED/DArWzw
03/10(月) 22:22 RrTUL9l3O








('A`)「…ざっ…けるな…」

川;゚ -゚)「ど…ドクオ?」

('A`)「引きこも…りの底力……見せてやる…!!」

川;゚ -゚)「…しかし…その傷…」

(#'A`)「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!」


ドクオは立ち上がり、敵に突っ込んだ。

52:M◆0ED/DArWzw
03/18(火) 18:02 BGqk+cvTO

ドクオは手に持っていた麻酔銃を敵に向けて走る。
とにかくがむしゃらに撃ち、敵を片付けていく。
出血も酷い。
このまま走っても止まっても手遅れに変わりは無さそうだ。

(#'A`)「ハァ、ハァ、ハァ…」

息があがってきた。
もう限界か…。


覆面「がっ…」

最後の男を眠らせる事ができた。
それを確認したクーは、人質が集まる広場へ駆ける。

スルスルとクーは、人質の手に巻かれた縄を解く。

(;'A`)「…ハ…クッ…クー…」

荒い呼吸でクーを呼ぶ。
ドクオは既に横たわった状態にいた。
少なくともクーまでの広場までは、歩いて30秒。
匍匐前進なんてしたら何時になるか。

川 ゚ -゚)「…!ドクオ!」


微かな声にクーは気付いた。

川 ゚ -゚)「大丈夫か?!」

('A`)「…普通…こっちか…らだ…ろ…」

川 ゚ -゚)「すまない」

(;'A`)「…もたもたしてられないな…」


ドクオがその発言をする理由。
あくまで撃った銃は麻酔銃であり、時間経過で起き上がってしまう。

(;'A`)「と…とにかく…此所から逃げるぞ」

川 ゚ -゚)「…うむ」

ξ゚⊿゚)ξ「その心配は無いわ」

川 ゚ -゚)「ツン…?」

ξ゚⊿゚)ξ「既に呼んだわよ」


その途端、上空からヘリコプターらしき姿がドクオの目に映る。
次第にはヘリコプターのプロペラ音まで聞こえてきた。

ξ゚⊿゚)ξ「…ブーン達は?」

('A`)「…わからねぇ」

川 ゚ -゚)「…」

(´・ω・`)「一体何処に…」

ξ゚⊿゚)ξ「えぇ……!!」

川;゚ -゚)「いつの間に…!」

(´・ω・`)「今」

( ^ω^)「ヤフー」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン!…何その血は…」

( ^ω^)「ケチャップだお!腹に盗んでたケチャップを撃たれたみたいで、気絶してたみたいだお!」

53:M◆0ED/DArWzw
03/18(火) 18:42 BGqk+cvTO

川 ゚ -゚)「ではショボンは…」

(´・ω・`)「あぁ、確かに実血だけど、僕の場合、偶然にも仮死薬がポケットに入っててね」

ξ゚⊿゚)ξ「仮死って…」

(´・ω・`)「オマケに蘇生薬まで付属してて」

川 ゚ -゚)「(…ツッコミをいれなきゃいけない気がするのは何故だろうか…?)」

('A`)「…誰か…忘れてないか…?」

川;゚ -゚)「!そうだった!」

ξ;゚⊿゚)ξ「はっ…早くヘリコプターに!」




ドクオ等を乗せたヘリコプターは、そのまま病院へ向かった。
ショボンの傷は浅傷だった為大事には至らなかった。
ドクオにしても同様に、重大だったが死には至らなかった。






それから数ヶ月経った10月後半。
ドクオの傷は完治し、無事に退院を果たした。
しかしまだ油断はできない為、数日の欠席を余儀なくされた。
その間、ドクオの家にはお見舞いとして、いつものメンバーが来た。



( ^ω^)「もう大丈夫かお?」

('A`)「あぁ。もう大丈夫みたいだが、安静にしなきゃならんみたいだ」

ξ゚⊿゚)ξ「死ねば良いのに」

(;'A`)「…酷いなぁ…」

ξ゚⊿゚)ξ「やぁねぇ、冗談よ!」

(;'A`)「冗談にしてはシュールじゃねぇか…」

(´・ω・`)「でも元気そうで何よりだよ。もうダメかと思ったけど」

('A`)「まぁな。まだ死ぬのはダメらしい」

川 ゚ -゚)「回復も順調だな。近々学校はこれそうだな」

('A`)「あぁ」

ξ゚⊿゚)ξ「…そういえば、お母さん辺りがいないじゃない」

('A`)「『任務を真っ当する』って言ったきり帰らねぇよ」

(;^ω^)「…ザ・ボスかお…」

54:M◆0ED/DArWzw
03/18(火) 18:59 BGqk+cvTO

ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ父親は?」

('A`)「確か…『真理を探すから森に』って」

( ^ω^)「あれ…?それ自殺の展開だお…」

川 ゚ -゚)「しかし両親がいないと、流石に困るだろ」

('A`)「金ならある」

(´・ω・`)「ドッくん、まさか強盗!?」

('A`)「おふざけも大概にして下さい」

ξ゚⊿゚)ξ「そんなにあるの?」

('A`)「あぁ。使っても使っても減らない」

( ^ω^)「何そのちゃっかり大富豪…」

(;'A`)「仕方ねぇだろ!むしろ使わなきゃダメらしいんだぞ?」

川 ゚ -゚)「だから今もなおパソコンはインターネットに繋げたままなのか?」

('A`)「いや…インターネットはそんな意味がない。どうせ定額なんだからな。電気代を無駄遣いしてるってところか」

( ^ω^)「そんなにあるなら奢ったらどうだお」

('A`)「いいぜ?幾らだよ」

( ^ω^)「10万だお!」

(´・ω・`)「低くない?」

('A`)「なんだ…それだけかよ」


ドクオはパソコン前に座り、何やらキーボードを打ち込み始めた。
数分後、ドクオの手が止まった。


('A`)「ブーン、口座番号は?」

(;^ω^)「046****だお」

('A`)「はいはい」


ドクオはまたキーボードを打ち始め、数秒後にまた手が止まった。


('A`)「お前の口座に10万いれといたぜ」

( ^ω^)「…」


ブーンは物音をたててドクオ宅から飛び出した。


('A`)「これめんどくさいんだ。一々打ち込みが面倒だからな…」

ξ゚⊿゚)ξ「あと幾らあるのよ」

('A`)「さぁ…0が果てしなく続いてたような」

(´・ω・`)「次第には無くなるでしょ」

('A`)「次の日には、無限大という値の金が入るんだが」

川 ゚ -゚)「毎日か」

('A`)「あぁ」

ξ゚⊿゚)ξ「でもなんで?」

('A`)「親父が調子乗って株やってたらこうなったのと、親父は何かの会社の社長だし」

(´・ω・`)「どんだけ~」



数分後、ブーンが戻った。

( ^ω^)「ドクオ様!ありがとうございます!!」

55:M◆0ED/DArWzw
03/18(火) 21:14 BGqk+cvTO

('A`)「あぁ。もう面倒だから打ち込みは勘弁」

( ^ω^)「Oh!」

('A`)「なんで10万だけなんだよ面倒だなぁ…」

( ^ω^)「てへへ」

川 ゚ -゚)「じゃあ…そろそろ失礼しようか」

ξ゚⊿゚)ξ「そうね。此所にいてもしょうがないし」

('A`)「じゃあお前等何しに来たんだよ…」

( ^ω^)「でも時間も時間だお」

('A`)「そうだな」

(´・ω・`)「じゃあ失礼するね」




ドクオ以外誰もいなくなった。
家に残されたのは、ドクオのみ。
青白いウィンドウが暗い部屋を襲う。

('A`)「…」


ドクオは黙ったまま携帯を取り出し、誰かに連絡をとる。

('A`)「あぁ、うん、ちょっといいか?…うん、時計台の…そう」


連絡が終わったのか、終話ボタンを押す。
そのままドクオは外に出た。

56:M◆0ED/DArWzw
03/18(火) 22:00 BGqk+cvTO

暗闇に包まれた、夜の時間。
受け取り方は個人別々だが、いつもなら、ドクオはこの時間、家でパソコンを弄っている時間。
しかし、ドクオは外で、じっと、待っている。
誰を待つかなんてのは、察する事さえできる。

ドクオは、決意していた事がある。


(今日の事が失敗に終わったら、もう、夢を見るのは止めよう。)


ドクオが待ち続ける相手。
それは、ドクオから見れば単純に、"運命の人"という人物。
その人は、まだ来ない。


('A`)「…俺も馬鹿だよな、全く」


まだ、こない。

('A`)「…ブーンをとやかく言う前に、俺が先走らなきゃ始まらないよな…」


遠くの方から、ドクオを呼ぶ声が聞こえた。
次第にその声は大きくなり、その声の主の姿も見えた。


川 ゚ -゚)「…ふぅ、わざわざ何の用だ?」

('A`)「(多分、察しがつく人もいるだろうな…)」


ドクオは、ためらい無く言い放った。

('A`)「俺、お前の事好きみたいだ」

川 ゚ -゚)「…は?」


クーのリアクションは正当なものだろう。
急にそう言われれば戸惑うのは当たり前だ。

('A`)「…急に聞いて流石に驚くよな、流石に」

川 ゚ -゚)「あぁ。異常なまでにな」

('A`)「…まぁな」

川 ゚ -゚)「だが、何故なんだ?」

('A`)「…実を言うと、転校前からだ。お前を気にかけたのは」

川 ゚ -゚)「…」

('A`)「初めてお前を見た時、俺は何かに目覚めた。…こんなしがない、モテるとは言えない人間が、初めて目覚めて手にしたものだ」

川 ゚ -゚)「…」

('A`)「それから、お前がいる日は輝いて見えた。…まるでストーカーの意見だよな…」

川 ゚ -゚)「…いや、そんな事はないさ」

('A`)「引越した後も、忘れる事は無かったさ。だが、まさかお前が来るとは思いによらなかったんだ」

川 ゚ -゚)「…」

('A`)「神が、俺にチャンスをくれたんだ」

57:M◆0ED/DArWzw
03/18(火) 22:08 BGqk+cvTO

('A`)「…クー。俺の、正当な理由は…」

川 ゚ -゚)「…」

('A`)「…一目惚れだ」

川 ゚ -゚)「…そうか」


クーはドクオに背を向けた。

川 ゚ -゚)「…実は、この区に、この地域に来た理由。…お前だ」


在り来たりな理由…とでも言うべきか。

('A`)「…早い解答に感謝しなきゃな」











FIN。


[ 2008/08/13 19:01 ] 短編まとめ | TB(-) | CM(0)

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