ブーンミコ酢 ブーン系過去作まとめ

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ヒーロー演じる 第八話

92:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:42 X1nKKThT0

「それで、いつ引っ越すか知ってるのかお?」

「あぁ、明日の昼12時には飛び立つらしい」

「ちょwwww急すぎにも程があるお!!
 月日が経つのは早いものだお」



ブーンとギコはその日、遅くまで算段を練っていた。
今ギコが直接モナー局長の家に行っても、追い返されるのは明らかだ。

だから、目指すは奇襲。一発勝負、ケースバイケース。

ブーンは地図を見て、最短ルートを確かめる。

それからドクオに連絡を取った。

ドクオが言うには、朝にならないとわからないとのことだ。

仕方ないからブーンは明日の朝ドクオに連れられてある場所へ行くことになる。


目指すは移動手段の確保。


93:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:43 X1nKKThT0

――朝――

休日のそれは本来多くの人は活動していない時間帯。

だが、彼女は違った。

ξ ⊿ )ξ「さーて、と」

ξ゚⊿゚)ξ「録画の準備は出来たわね」

ツンは意気揚々とテレビから離れていく。
近くの棚には多くのビデオ、DVDが収められている。
その多くにヒーローものの題名が書かれていた。

ξ゚⊿゚)ξ(現行のはもうすぐ終わっちゃうのよね……ブーン君かわいそうに)

ξ゚⊿゚)ξ(……しっかり録っておいてあげよっと)

最終回も近い、現行のヒーローもの。
その放送まで後数分まで迫っていた。

ツンはいつもの昂る気持ちを感じながら、その時を待っていた。

自分で生を見た上に録画した分を後で見る。
それが彼女のスタイル。

94:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:43 X1nKKThT0

ξ゚⊿゚)ξ(あと少し! あと少し!)

ところが、心躍るツンの背後でインターホンが鳴る。

ξ゚⊿゚)ξ「ぐ、誰よこんなときに!!」

舌を打ち、玄関へ向かうツン。

('A`)「ツンさ~ん、居ますかぁ」

ひ弱そうな声。誰かはすぐわかった。

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ? いったいこんなときに何の用なのよ」

('A`)「えぇ、なんでもブーンがバイクに乗りたいそうで、貸してもらえませんか」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーンが? なんでよ」

(;'A`)「いやぁその、なんか俺もよくはわからないけど、人助けらしくて」

ツンは首を傾げ、考える。

ξ゚⊿゚)ξ「わかったわ。その代わり、絶対中に入らないで」

そういうと、靴箱の上に置いてあったバイクのキーを取り、玄関を開ける。

95:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:44 X1nKKThT0

突然勢い良く開けられた玄関。

外から思い切り誰かが入ってきたのだ。

(;^ω^)「ツン! 急ぎの用事なんだお!!」

飛び込んできたのはブーンだった。

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっとブーン!
       中に入るなって今言って――あ」

軽快な音楽が流れてくる。

( ^ω^)「お? この音楽は」

テレビから聞こえてくる曲をブーンは良く知っていた。
自分が出演している番組のものだったのだから。

ξ//⊿//)ξ「……」

ツンの顔が紅潮していく。

ブーンはゆっくり振り返った。



(*^ω^)「ツン、見ていてくれたのかお!!」

96:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:44 X1nKKThT0

満面の笑みがツンに向けられる。

ξ//⊿//)ξ「……」

(*^ω^)「僕の番組見てくれたお!!
      嬉しいお!
      おっおっお」

ξ//⊿//)ξ「……うぅ」

(*^ω^)「……う?」



ξ ⊿ )ξ「う――」






ξ#゚⊿゚)ξ「うるさいってのよ!!
       別に何見てたっていいじゃないの!!」

ξ ⊿ )ξ「別に、ブーンが出てるから録ってたわけじゃないし」

97:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:44 X1nKKThT0

(;^ω^)「……」

ξ ⊿ )ξ「……」

(;^ω^)「……お」

ξ ⊿ )ξ「……?」






(*^ω^)「録画もしてあるのかお!
      凄いお! ホントに嬉しいお」

ξ# ⊿ )ξ「――#」

98:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:45 X1nKKThT0

少しして、バイクのエンジン音がする。

(//)^ω^)「ほいじゃ、行く準備は出来たかお? ギコ」

(,,;゚Д゚)「あ、あぁ」

('A`)「ギコさん、頑張ってk」

(,,゚Д゚)「いや、もうギコでいいぞ、ドクオ」

(,,゚Д゚)「俺はもう不良はやめたんだゴルァ!!」

(;'A`)(つっても口調が)

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、私のバイクちゃんと無事で返してよね。
      ちゃんとバイク運転出来るんでしょうね?」

( ^ω^)「おっおっお、大丈夫だお。
完治↑ 僕はピザ屋のアルバイトしていたことがあるお」

( ^ω^)「それより、ちゃんと僕の番組録っておいてだお」

ξ//⊿//)ξ「わ、わかってるわよ!
         早く行きなさい!
         ……ちゃんと録っておくから」

99:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:45 X1nKKThT0

('A`)「おい、ブーン」

●●ヾ('A`)「これつけてけよ」

ドクオが差し出したのは、ヒーローの眼鏡だ。

( ^ω^)ノ●●「おぉ、ありがとうだお」

バサッ£( ●ω●)「やっぱりこれをつけてないとヒーローって気分がしないお」

('A`)(……どっからマントが)

(,,゚Д゚)「おい、そろそろいかないと時間が」

£( ●ω●)「わかったお。
         それじゃ、行ってくるお!」

ギコとブーンを乗せたバイクが走り去っていく。

100:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:46 X1nKKThT0

ξ゚⊿゚)ξ「二人乗り……ヘルメ無し……あれじゃ捕まるかも」

('A`)「以前はそうだったなぁ。
    あんときは俺を乗せて、二人してノーヘルで。
    まぁそのせいでブーンはピザ屋から追い出されたんですけどね」

ξ;゚⊿゚)ξ「……大丈夫なの?
       ブーンをバイクに乗せちゃって」

('A`)「平気ですよ――」


('∀`)「あいつの逃げ足は以前より増しましたから」

ξ;゚⊿゚)ξ「……なるほど」

ξ ゚⊿゚)ξ「それより、その敬語やめてくれないかな?
       多分そんなに歳離れてないから。ブーンやあなたと」

('A`)「はぁ、把握」

('A`)(しかしいつの間にかブーンも敬語使わなくなってたな。
    適当にも程があるだろさくs――!! な、なんか息苦しい)

101:◆XCUz.aHnWE
04/13(日) 22:46 X1nKKThT0

ドクオの息が荒くなっている間に、ツンはもう一台バイクを持ってきた。

('A`)(二台目?)

('A`)「何をするつもり? ツン」

ξ ゚⊿゚)ξ「当然、追うのよ。
       心配でしょうがないからね」

('A`)「……ブーンだから?」

ξ ⊿ )ξゴゴゴ

(;'A`)(う、聞こえるはずの無い効果音が)

(;'A`)「わ、悪い。もう言わないよぉ」

ξ ゚⊿゚)ξ「……やっぱり敬語使いなさい」

(;'A`)(ええぇぇえ!?)

(;'A`)「い、いやだってさっきいいって」

ξ ⊿ )ξゴゴゴゴゴゴ

(;'A`)(やべぇ、増えたぁあ)

(;'A`)「すみませんでした!
    は、はあyくブーンたつおいまっせうぇ」

こうして、ツンとドクオの乗る二台目も出発した。

('A`)(ってこっちも二人乗りでヘルメ無しじゃねぇか)

ξ ⊿ )ξゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

(;'A`)(なんでぇぇぇ)

[ 2008/05/25 00:34 ] 中篇まとめ | TB(0) | CM(0)

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